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2023「元気です」札幌DATE

最低気温−10°。外は極寒のZepp札幌。私は天井まで届く眼前の白いカーテンを見上げていました。

一週間前ローソンで整理番号6番というチケットを発券してからというもの、早朝、目が覚めると「はっ!札幌に岡村ちゃんが来てくれてクリスマスイブイブにDATEしてくれる…そして私は最前間違い無しの神番!」そう考えると嬉さのあまりそこから眠れなくなってしまうのでした。

そうして迎えた23日。左右には大好きな二人のベイベさん。人生初の最前列DATEが始まりました。
今ツアーの最初の衣装はpeachの「h」をpeaceに変える「e」の文字が背中にプリントされていて、岡村ちゃんの背中に浮かぶ蛍光の「e」が薄いカーテンから透けています。(E)
カーテンがふんわりと開き『チャームポイント』のイントロが耳に聴こえてきました。

岡村ちゃんがとにかく近い!!!!

センター少し下手からスタンドマイクまでは約2m。顔は眼鏡越しのアイラインが確認できるくらいハッキリと見えます。
世界一ハンサムな岡村ちゃん。カッコイイ♡
なんという至福…
自分でも無意識のうちに「キャー」という大絶叫とともに飛び跳ねていました。数えきれないほどのチャームポイント全部網羅したい!

岡村ちゃんは、曲中、私達の目の前にあるライトの前でしゃがみ込み、こちらを見つめてきました。美貌の彼方、アパシーツアーでは後方から指をくわえ羨望の眼差しで見ていた あ、の、岡村ちゃんが目の前でしゃがむという憧れのシチュエーションがついにやってきたのです。夢中で手を振って見つめ返しました。

また『住所』では「そうさ〜住所一緒んとこにしよう」とステージ上から視線をいただきました。プロポーズですか?はい。岡村ちゃんとなら十畳どころか四畳半でも全く構いません。あした不動産会社にご一緒しましょう。

今ツアーはアルバム『幸福』『操』の曲を中心に構成されていた近年のツアーとは違い『DATE』や『禁じられた生きがい』からのノリのいい曲がふんだんに盛り込まれていました。
『パラシュートガール』は、たしか幸福ツアーで聴いた以来ではないでしょうか?Charaのパートのレスポンスが久しぶり過ぎて仙台では自信を持って返すことができませんでした。
またOL killerを見に行った時にルーフでかかっていた『大車輪』というレア曲もありました。

ツアータイトル『元気です』の理由となった岡村ちゃんの体調不良、喉の調子は『イケナイコトカイ』の歌声を聴いて、もう大丈夫と深く安堵することができました。
大きな歓声やレスポンスに岡村ちゃんも楽しそうな笑顔をたくさん見せてくれました。
上杉さんのMCで「今日の札幌はサービスが多めです」と言われ、札幌ベイベとしては、もう嬉しくって仕方ない気持ちです。『あの娘ぼくがロングシュートを決めたらどんな顔するだろう』で盛り上がりは最高潮!岡村ちゃんもピョンピョン、ジャンプしています。
そんな中『だいすき』であの事件は起きたのです。

「福岡」

ん!?やだ岡村ちゃんったら間違えてるよ♡

その後「福岡」「福岡」、、、「九州」

「札幌だよ!札幌ー!」【札幌ベイベNさん】
「私との先週の福岡DATE思い出しちゃったの♡?」【東京ベイベMさん】
私はバーを拳で叩きつけながら「どういうことだ」【札幌ベイベM】
バンドメンバーの皆さんがニヤニヤする中「札幌」と書かれた白い紙のカンペが岡村ちゃんに差し出され、事態は収束と相成りました。

その後、衣装チェンジしての『SMELL』ではマイクスタンドに跨ったり(あれ?この曲で?)何も無かったようなクールな表情で背中に爪立てるニャーのポーズ。「愛してるって言え」という珍しくドSな歌詞や、「あぁ〜」という切なげな歌声。『元気です』ツアーでの櫻井さんを偲んでの『SMELL』は、「かっこいい…」という声が我慢できませんでした。

明らかに、ものすごいフェロモンを放出し始める岡村ちゃん。シャツのボタンを外しロングネックレスが見えるまで胸元をはだけさせ、自らの身体をセクシーに撫で回します。

これは今夜、絶対に聴きたかった曲『Peach X'mas』も、もちろんちゃんと歌ってくれて優しく微笑みながら「来年の作戦考えよう」と言ってくれました。

『愛はおしゃれじゃない』ではセリフ「モテたい」を言った後に「あ、モテたいだべ」とご当地方言スタイルで言い直してくれました。ちゃんと前もって考えてくれていたんですね。

そして、『ビバナミダ』では、なんと着ていたジャケットを床にえいっと投げるように脱ぎ捨て、ブルーのテロテロシャツ一枚になって歌ったのです。スマートなボディのシャツ姿は、とてもとても素敵でした。
その後、床に落ちたジャケットを自分できちんと拾うところもたいへん可愛らしかったです。

弾き語りでは坂本龍一さんの『戦場のメリークリスマス』を聴かせてくれました。繊細で岡村ちゃんのアーティスティックな一面を感じさせるような演奏で深く心に響きました。

地名の言い間違いなんて帳消しなんでもない、お釣りがくるぐらい。
岡村ちゃんは真心を込めて歌い、踊り、演奏し、全力でパフォーマンスをしてくれました。
ベイベを楽しませる為に自分の持てるもの全てを捧げてくれました。
優しいエスコートに予期せぬ眼鏡外しのハプニングで笑わせたり、セクシーさでドキドキさせてくれたりのロマンチックな聖夜のDATE。
私達ベイベは間違いなく、とても幸せで会場じゅうのみんなが溢れんばかりの笑顔だったでしょう?
そんな笑顔を見て、きっと岡村ちゃんも幸せな夜だったと信じたいです。

岡村ちゃん 本当にありがとう。

一生忘れられないような最高の札幌DATEになりました。

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