テレビは拾って見るもの。という考え方
今日は、朝からラジオを聴いている。
NHK FMのカバー曲を特集している番組だ。
そういえば、朝の情報番組を全く見なくなって1年以上が経った。
いいニュースが少ないうえに、今の状況を伝える特定のトピックがほとんどを占める今のニュースに気分が滅入ってしまいそうだから・・・
だからと言って、音のない空間もそっけない。
だから、昔に戻ってラジオを聴くようになった。
学生時代の自分は、ラジオっ娘だった。
大好きな俳優さん、大好きなアーティストさん、大好きなアイドルがMCを務めるラジオ番組を楽しみにしていた。そして聞き逃さないよう目覚まし時計のアラームをかけていたものだ。
どうしても学校やバイトでリアルタイムで聴くことができないときは、入ると切るの文字のついたタイマーじかけの延長コードを使って、録音していた。
受験期には、毎晩毎晩オールナイトニッポンにお世話になった。そして何本も録音テープを作って、昼の時間帯に部屋に流していると、勉強が捗ったのも記憶に残る。
それだけ、ラジオが大好きだったし、ラジオが生活の一部だった。高校時代、教室での休み時間。前夜のラジオ番組の内容で盛り上がっていたくらいだ。
で、本題に戻る。
テレビ。そういえば、テレビをつけっぱなしにするってことがなくなった気がする。
見たいテレビ番組や見なきゃいけないテレビ番組をチェックして、iPhoneの予定表に入力。番組開始前にアラームが鳴るようセットしておく。アラームが鳴ったらテレビをつけて、カフェオレを用意し、ソファに座って真剣に観る。心に残る言葉や得た知識は、iPhoneのEvernoteにメモる。
リアルタイムで見られない場合は、録画予約をしておいて、時間のある時にゆっくり見る・・
そんなテレビの見方をしている自分がいることに、今、これを書きながら正直驚いている。
愛する早乙女太一君が出る番組、大好きなRADWINPSが出る番組、興味のある歴史番組、グルメや料理の番組・・・
自分が見たいと思うテレビ番組だけを、数多くある情報からピックアップして観るという見方に変えたのはいつからだろうか。
このような見方を若い子たちの間では、
テレビはつけて見るものではなく、拾って見るものと言うらしい。
たしかに、昔は1チャンネルから12チャンネル(と、私はまだそう呼んでいる)しかなかった。
いまではそれに加え、BS番組、WOWWOW、スカパー、ディズニー、などなど・・・数えればきりがない。
いまや見たい番組によって契約しているチャンネルが変わってくる時代。
流れてくる情報やあふれている情報から、自分に一番必要なもの、欲しているものだけをピックアップ・・・つまり拾っていくという考えから、
テレビは拾って見るもの
というらしい。
さらに、オンデマンドの登場で、テレビの見方が180度変わった。
見逃し配信であとから見ることができるのは、昭和生まれの私には、画期的だ。実際に自分もこのオンデマンドによって、見逃した太一君の出演している番組を、お風呂の中でゆっくり惚れ惚れしながら、観ている。
そう思うと、自分の事業も拾われるものにしないといけないのかもしれない。
道を歩けば数多くある飲食店。そのたくさんある飲食店の中から、選んでもらえるように。
そして、それには、できるだけ多くの方々に興味を持ってもらわなければいけないし、その興味のある方々に海んちょへ足を向けてもらえるようなPRの仕方も考えなければならない。
そして実際にお越しいただいたお客様に対しては、
心から感謝をし、そしてそして、
またここに来たい!!
と思ってもらえるようなサービスを提供しなければならない。
なーんて、ときどき「ばかまじめ」に考えるようになった。
日々の生活から、そんなことを関連付けて考えられるようになったことは、このコロナ禍において、ちょっとだけ私も成長できたのかもしれない。
※「ばかまじめ」という言葉は、RADWIMPSの野田さんが「あいたい」という曲のなかで使っている言葉。この言葉が最近の私のマイブーム。
ということで、今日は、朝からパジャマのままでパソコンから離れらないでいる女将だが、連休の1日ぐらいは、仕事からも勉強からも離れて、パジャママンのまま、自分の意のままに書くのもいいものだ。
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