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雪山と濃霧と変な子

こんにちは、岡まことです。

昨日は一日中「切り取り線」という曲の編曲をしていました。気づいたら10時間作業をしていたらしく、時計を見てびっくりしました。おかげで結構進みました。

という感じで、今日もnoteを書き出したわけなんですけど、今日はいつもと一つ違うことがあるんですよ。

そう、それは、「書いている場所が家ではない」ということです。

「なんだ、私には全然関係のないことじゃないか」と思われた方はすみません。笑

いやーなんというか、早起きしてしまったんですよね、なんか。

で、いつも通りのサイクルを始めてもよかったんですけど、「いつもと違う方法をとればなんか新しい文章でも思いつくかなぁ」という淡い期待とともに、お金を払うと黒い液体が飲めるお店に来ました。今日はカフェインレスの黒い液体です。

目の前には雪祭りが終わった後の残骸が山になっていて、「小学校の時の冬、あのような学校の雪山でよく一人で遊んだものだ」と思いました。

これって北海道以外だとないんでしょうか?
雪がそんなに多くない釧路でも、年に1、2回はそれなりの大雪が降るので、休み時間や放課後はそこで遊んだりしてました。
そういえば誰があの雪山を作っていたんだろう?当時は想像したこともなかったけど。

というか今思ったんですけど、「雪で遊ぶ」て言っても、そんなにやることないですよね。
だって、雪合戦はそれなりに相手が必要だし、かまくらを作るには大量の雪が必要だし、そもそも雪山って何をすればいいんでしょう?
…って、こういうところに過剰に意味を求め始めるのは、変な大人のなり方をしてしまった僕の悪いところなのかもしれません。

でもその時のことでよく思い出すのは天気で、曇りの向こう側にうっすら太陽が透けていて、光も雲も若干仕事をさぼっているような気だるい午後の感じがそれなりに気に入っていました。

懐かしいとも違うし、特に戻りたいと思うこともないんですが、頭の中で断片的に残っています。

「記憶に残っている断片的な情景」という話でいけば、子供の頃に読んだ子供向けの雑誌で、「ほんとうにあった学校の怪談シリーズ」みたいのがあって。そこに「AM4:44に小学校のグランドの真ん中に立つと何者かによって異世界に連れていかれる」って書いてあったんですよ。

結構普通に読み流していたんで、「へーそんなことがあるのかー」くらいにしか思ってなかったんですが、ある日の朝濃霧が立ち込める登校途中(AM7:30くらいでしたけど)、グランドの真ん中を見つめながら、「こういう日ならありえるのかなぁ」とぼんやり考えていました。

そして理由はなかったんですけどその時、
「今の自分がこう感じている状態を、大人になっても覚えておこう」と思いました。

変な子ですね。笑


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