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人が恐くてかまわない / 積んでるエンジンを見極める


こんにちは、岡まことです。
しがないシンガーソングライターをしています。

今年は4月に友達と一度会っただけで、あとは家で音源のリリースに向けた録音と制作をし、土日はゲームをする日々です。決して裕福な暮らしではありませんが、それなりに楽しく暮らしています。


突然ですが、僕には「心の余裕を失っている時にしがちな思い込み」がありまして。


それは、「いい大人なのだから、本当は常に社交的でパワフルな内面を持っていなくてはならないのに自分は...」というものです。


自分を責める気持ちと、どこにもいない架空の他者との比較によって、自らに打ちのめされているような感覚になります。


初めてここにたどり着いてくださった方にはわかりにくいと思うので少し僕について申し上げますと、僕は気を抜けばすぐにネガティブな気持ちに支配される人間でして、対人不安も半端ないので、せっかく人が親切な気持ちで歩みよってくれてもすぐに壁を作り、仲良くなることができません。

なので自然と生活の中で他者とコミュニケーションを取る機会が減っていき、その期間が長引くことによってさらに対人不安が増す、という負のループが起きます。


でも、ふと最近思ったんですが、
「人と接するのが恐くても別に構わないのではないか」ということです。


今の自分の生活で、対人不安(人によって程度に差はあるので一概には言えませんが、あくまで僕の場合は)だから困ることがあるのかと言われると、そんなにないような気がしてきまして。


この気質であることのメリットを考えると、


・余計な人付き合いをしなくて済むから時間に余裕が生まれる。その時間でギターを練習したりゲームをしたり映画を観られる。

・思いがけない消費(飲みに行ったり、些細なものを買うこと)をする機会が減るので、お金に余裕が生まれる。そのお金でほんの少しだけおいしいものが食べられる。

・意図しない形で人から影響を受けなくて済むのでストレスが少ない。僕は割と関わる人をみんないい人だと勘違いしやすいので...(この部分は直したほうがいい気がする)


もちろん、「自分はもっと他者との交流によって日常を彩りたいのだ、交流こそが人生...!」という考えの人も多くいらっしゃると思うので、それは全く否定しません。その方が幸福度も高いと思いますし。


ただ単純に僕は、人間的に成長しなければというどこに向かってるのかよくわからない謎の焦りと、今の自分を闇雲に否定する気持ちをごちゃ混ぜにしていて燃え尽きのような状態になっていたので、こりゃあ意味がないかもな、と。 

だったらもう少し自分の状態と状況から距離をとってみて、フラットな気持ちでやっていくしかないよなぁとか思いまして。


ここまで書いてみるとめちゃくちゃ普通のことを普通に言ってるだけなんですが、一度文章としてアウトプットしておきたかったことなので「なんだよ結局役に立つことは何にも書いてないじゃないか」という方がいらっしゃったらすみません。


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そもそも僕は幼い頃から、人に見える形で自分の意見を言うのが苦手なんですよね。


「なんて言ったらいいのかわからない」というより、「なんて言ったら他人に罰せられてしまうのか」ばかりを考えてしまって、結果「ならもう別に自分の意見なんか誰にも伝えない人生を、ひっそりと生きていくしかないよなぁ...」という考えになっていきまして。

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