ごきげんよう💋

どうも、オカマよ💋

興奮冷めやらぬなので長ったらしい前段はなしにして本題に入るんだけど
天才米津玄師さんの新曲、出たわよね。
聴いた???

あたしはとりあえず全部聴いてみようと思って上から順番に聞いてたの。
そうしたらね、一曲とんでもないのが控えていたわ💋
「がらくた -JUNK」
この曲。
気付いたら聴いている途中にリピートボタンを押していたわ。

もうとにかく心臓をぶち抜かれちゃったような
すごいの出してきたわねって感じの感想。
言うまでもなく聴きながらボロボロ泣いたわよ。
こんなのこらえられるわけないじゃない。

個人的な話になるんだけど
最近「傷を愛せるか」という本の存在を知ったり
障がいと見るのか個性と見るのか、について考えたりしていたあたしにとって近い話題や考え方の曲だったからまずは気になったんでしょうね。

この曲から感じるイメージは優しさとは少し違う。
寛容とか受け入れる器の大きさとかもなんだか違う。
自分自身も含めてありのままを受け入れる強さ、みたいな感じかしら。
そういったイメージを感じる曲だと思ったの。

傷って生きていれば体にも心にも誰しもあるじゃない。
ほとんどの人はそれをマイナスに受け取るわよね。
顔の目立つところに傷があったらいやだって思うし
深い深いトラウマなんてあればつらいだけじゃない。
けれどそういったものをそのまま受け止められるって強いじゃない?

この曲は映画ラストマイルのために作られた曲だそうで
それに関連してご本人がインタビューを受けてらっしゃったわ。

“がらくた”ってすごくいいなと思っていて。というのも、廃品回収車がすごく好きなんですよ。軽トラか何かで、「こちら廃品回収車です。テレビ、パソコン、家電製品、なんでも承っております」という録音された声を流しながら街を走る。あれが謎に好きだったなと思い出して。その呼びかけの中に「壊れていてもかまいません」という言葉があった。子供の頃から、それがなんだか含みのあるものに感じて、強く印象に残っていたんです。抑揚のない声で「壊れていてもかまいません」と言うのが寂しげにも聞こえるし、「そんなこと言うなよ、壊れてないほうがいいじゃん」と言いたくなる感じもあるし、同時に懐の広さも感じる。すごく感じ入るものがあるなって、ずっと覚えていたんです。で、「がらくた」という曲を作っているときに、「壊れていてもかまいません」って、もしかしたら自分にとってものすごく重要なテーマなんじゃないかと改めて考え、向き合ったんです。今までの活動を踏まえても、これからどう生きていくかという面でも、自分の根本にある何かと似通った性質を帯びているんじゃないかという感じがして。そこから先は「壊れていてもかまいません」というワードを念頭に置きながら曲を作っているようなところがありました。

音楽ナタリー 米津玄師1万5000字インタビュー|4年間の旅の先 たどり着いた失くし物の在処

それは成長ととらえることもできるし、ある意味喪失ととらえることもできる。成長すればするほどできなくなることも同時に増えるわけで。それは精神的な部分もそうだし、物理的な部分もそう。だから、1つあきらめたというか。「何かを得よう、何かを得よう」と躍起になるのではなくて、失っていくことを肯定していこう、と。そういう思考的転換みたいなものがあったんですよね。

音楽ナタリー 米津玄師1万5000字インタビュー|4年間の旅の先 たどり着いた失くし物の在処

これ米津さんはがらくたを作る中で成長したと読んでいいわよね。
あたしも同じように考えられるようになったら成長できるかしら。
受け止められる強いオカマになれるかしら。

さて

文章ではあたしがどういう風に取り乱して
どんな熱量でこの曲を聴いて涙を流していたか伝わらないでしょう💋
それはそれは人様には見せられないような顔で大の大人が声を出しておうおうと泣いていたのよ。
そんな中この曲であたしが一番大好きな部分をどうにかして選ぶなら

例えばあなたがずっと壊れていても二度と戻りはしなくても
構わないから僕のそばで生きていてよ
どこかで失くしたものを探しにいこう
どこにもなくっても
どこにもなかったねと笑う二人はがらくた

米津玄師 がらくた -JUNK

やっぱりこの歌詞かしら。
これこそ「壊れていてもかまいません」じゃない。
どこにもなかったねって二人で笑えるのよ。
とってもいいじゃない。
米津さんがそう思ってくれていることで
なんだかあたしも認めてもらったような、受け入れてもらえた気がしたの。
自意識過剰が過ぎるぞオカマ!って????
ちょっとぐらい許してよ💓

それにしても見事なもんよね。
壊れてても戻れなくても構わないから僕のそばで生きていてよ!!??
傷じゃなくても人に見せられないところ見せたくない姿だらけのあたしからしたらそんなに自分も誰かも認められる、受け止められるって強すぎる。
その上失くしたものを一緒に探しに行ってくれて
見つからなくてもまぁいっかって一緒に笑ってくれるの!!??
愛かよ・・・

どこに行ったって何してたって
あたしもうとっくの昔に壊れてますなんて言えずに
求められるあたし像のままあたしをやってきた身としては
この一節がどれだけありがたかったか。
どれだけ心が軽くなったか。
嬉しかったなぁ。

この一節も嬉しかったなぁ。

遠回りして帰ろう
迷い込んだっていいから

米津玄師 がらくた -JUNK

この歌詞でFlowerwallが浮かんだ人✋
Flowerwallの時の米津さんを感じてなんだか安心したわね。

それでも嬉しいのさ 
君と道に迷えることが
沢山を分け合えるのが

米津玄師  Flowerwall

あたしってばその人の好きな曲の好きなところとか
好きな映画の好きなところとか、そういったところをみると
その人の本質的な人柄が見えると思っているタイプの人間なの。
作品を受け取る側でそれなら作る側なんてもっと見えるでしょう。
米津さんの歌詞をみてると優しい人だろうなっていうのはもちろんのこと
表立ってオラオラ言う人ではないけど時々曲で表現しちゃう暗めなところもあって
作品の作り方とかおしゃべりしてる様子を見てると、とても思慮深い人なんだろうなって勝手に思っちゃうの。
作品の中での言葉の選び方もそうだし話してる時に言葉を選びながら話している感じとか
他の作品に音楽を添える時もその作品の世界観とかニュアンスに抜群の理解力があるし
菅田さんに曲を歌って「もらった」とかインタビューで答えてるしそういうところホント大好き。

こうして書き連ねてみるとこの曲は
壊れていたっていいと認めてもらって、俺もいるからと元気をくれる気がする。
自分で自分のことを認めるのって難しいじゃない。
あたしには難しすぎてなかなか大変なことなんだけれど
それをがらくたで米津さんが認めてくれた。
構わないと言って隣に立ってくれてるような気がする。

あたしはこうしてまた深く米津沼に沈み込み
自分のお葬式で流してほしい曲リストに1曲増えたわよ。
がらくたを聞いてる途中からリピートしてまだほかの曲を聴けてないから
あと何十回もがらくたを聴いて満足してから次の曲へ移ります💋

すばらしい作品をありがとうございました。

ちなみに25日にはトーク番組初出演ということで
「日曜日の初耳学」に出演されるそうです。
あたしは必ず見るから皆もテレビの前に正座して集合ね💋

そんな感じ💋💓!!!!!!!

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