私の出版ストーリー|自分の思い vs 周りの思い
「ママ起業家 これだけ知っておけば十分 社会保険+税金&経営の便利ブック」は、私の著作です。実は、このような本を書くことになるとは、夢にも思っていませんでした。今日は、この本を出すことになったきっかけについて、カミングアウトしてみます。みなさんにとって、自分の思いを実現するときの何かのヒントになればと思います。
私が起業の支援をするようになって、今年で7年目になります。この本の「種」がちょぴり地面から頭を出したのは、4年目くらいのことでしょうか? あるママ起業家のお一人からメッセージをいただいたことがきっかけでした。
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岡先生、こんにちは。いつもお世話になっております!
さて、1ヶ月くらい前から友人と、私は私自身のこととして、友人は人を雇う側として、『サラリーマンの奥さんの働き方について』、いろいろ話をしていまして…
サラリーマンの妻が起業する時に
扶養の範囲を越えるポイント、タイミング、あると思うのですが、みんな、どんなことを考えたり計画したり、しているんだろう?そういうことを学べるセミナーなどを受けたいね、という話になり、岡先生にご相談出来ないかなぁ、とメッセージさせて頂いた次第です。
創業しようとしている女性で、サラリーマンの奥さんも、たくさんいますよね?
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というわけで、セミナーを開催する運びとなったわけですが、お申し込み状況が信じられないくらいよくて、早々とキャンセル待ち。そして、ご好評にお答えして再開催へ…と続きました。
そして、その経緯を母(税理士)に話しました。すると、
「それ、本にしたら? 税法の難しい本はあるけど、やさしい本はないものね」
え?? 本ですか? もしかしたら、ありかもしれない?…と思い、大学時代からの友人の出版エージェントに「ダメ元」で連絡してみました。すると、
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岡様
ご無沙汰ですね。
ご連絡ありがとうございます。
実用書のジャンルですね。
「ママ起業家が知っておくべき税金の基本知識」もしくは「税金の基本のき」みたいな感じでしょうか?
やさしく解説する内容であればありの企画だと思います。
よろしければ、企画書を作ってみてください。
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というお返事で、その後、トントンと話が進み、トップ画像のように出版が実現することになりました(…といえども、執筆のスケジュールは鬼のように短く、めちゃくちゃ大変だったのですけどね😅)。とにかく、出版の芽がでて、あれよあれよという間に花が咲いたというわけです。
さて、先ほど、「友人の出版エージェントに『ダメ元』で連絡」したと書きましたが、「ダメ元」と思ったのには理由があります。実は、これまで、「こんな本があったらいいのにな」と思うようなことや、「こんな本書いてみたいな」と思うようなことを散々、その友人に提案してきた経緯があるのです。そして、その結果は、残念ながら、実際に本として出版されたことは一度もありませんでした。だから、出版というのはなかなか難しいことだと半ば諦めていたことが、「ダメ元」と思う背景にあったからでした。
ところが、この本の出版は、あれよあれよと話が進みました。一方で、これまでボツをもらい続けた私の本のアイデアがありました。いったい何が違うのだろう、と私なりに考えてみました。そして、気づいた大きな違いは…、
この本を出したいと思ったのは、私ではないことです。どちらかというと、周りの人が「こんな内容のセミナーがあったらいいな」「こんな本があったらいいな」と言ってくれ、逆に本人は半信半疑くらいだったということです。
自分が「やりたいこと」=本を書いてみたい、自分に「できること」=本を書くこと、の2つが揃っていても、3つめの、自分に「求められていること」=その情報が欲しいというお客様(ニーズ)がなければ、ものごとの実現は難しいのですね。
ということで、周りの人の困っていることに敏感になり、共感し、愛情あふれる解決策を持って手を差し伸べられるように、アンテナを高くしましょう。その困っている人と同じ境遇の人が多ければ多いほど、その困りごとが喫緊であればあるほど、あなたが提示する解決策が求められる度合いが強く、頻度が多くなります。つまり、あなたの思いが、みんなの思いと重なって、実現へのエネルギーとなるのです。
さて、ちなみに、読者のみなさんから私の本への感想をいただくことがあります。「筆者がやさしく語りかけてくれているようで、あっという間に読み終わりました」「後押しされました。今まで迷ってきたけど、踏ん切りがつきました。がんばります!」など。この記事を読んでくださった方にも、何かポジティブな変化が起こることを期待しています🤗
最後までお読みくださりありがとうございました。
僭越ながら、本へのリンクです。https://books.rakuten.co.jp/rb/15765292/
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