【地方重賞かんたん回顧:ハズレ】2022京浜盃(大井)

【結果】ハズレ:1→8→2人気で3連単280倍
・馬連1・3着でハズレ。2着は無印だった。
・1or2人気どちらも門別デビューで条件を一通り満たすので、どちらに◎かやや悩んだ。シャルフジンは今回は雲取賞ほど楽に逃げられないとみてナッジに◎を打ったが、◎から流すより○と▲に差を感じていたのだから、◎○2頭軸にするべきレースだった。「◎○→◎○⇔総流し」見たいな3連単で的中は可能だったはず。

【傾向】
・勝ち馬9頭は3人気以内、圏内30頭のうち25頭が6人気以内で、7人気以下は1-2-2-〓
 →◎1着1人気、2着が8人気
・3年連続で3連単10万馬券。去年は1、2人気共倒れ、2年前は8人気が1着、3年前は3着12人気と荒れ方は毎年違う。
 →△280倍。2着に人気薄でやや荒れ程度
・1人気2-3-0-5、2人気3-1-0-6、3人気4-1-2-3
 →1、2人気は圏内、3人気5着
・勝ち馬は3年連続で南関東の重賞未経験。うち2頭は門別デビューで年末以降に移籍、もう1頭は12月デビューで5戦5連対。
 →○1着門別デビューで移籍2走目。ただし前走大井の重賞
・4~6年前も門別デビュー馬が1着。この3頭は「門別で重賞勝ち」→「浦和でニューイヤーカップ連対」。
・7~9年前も門別デビュー馬で、うち2頭は南関出走歴は1回のみ
・10年前は11月川崎デビューで南関4戦4連対(中央5着アリ)。重賞は未経験
・勝ち馬は全馬1700m以上の経験があり、7頭は勝利。2頭は1600以上で2着。例外は中央で1800m5着。
 →◎1着前走1800勝ち
・勝ち馬は6頭が前走1着(5年連続)。2頭は2着、残る2頭は中央
 →◎1着前走も1着
・2着馬は3年連続移籍初戦(中央2門別1)。4、5年前も門別から移籍3戦目。生え抜き馬も含めて南関でのキャリアが浅く、4着以下の敗戦が1回かゼロ程度の馬ばかり
 →×2着浦和生え抜き。南関重賞で5着2回。ただし6着以下はなし
・2着馬は全馬1600m以上で勝ち星アリ
 →×3走前が唯一1600mで3着
・2着馬は前走が中央/交流G1以外なら2人気以内or2着以内
 →×前走浦和重賞5着
・3着馬も門別デビューか、生え抜きで4着以下の少ない馬。生え抜き〓頭は4着以下なし2頭と、1回だけ3頭
 →◎3着門別から移籍3戦目
・3着も8頭に1600以上で勝ち鞍。残る2頭は1600で3着経験。
 →◎18001着アリ
・3着は前走中央/交流重賞以外なら2人気以内or3着以内。交流重賞でも掲示板
 →◎前走1人気2着
・3着以内馬のデビュー競馬場は門別17頭、中央3頭、南関10頭
 →◎2頭門別、1頭浦和
・3人気以上で圏外の馬に多い特徴は「全日本2歳優駿で好走」「1700m以上を未経験」「南関生え抜き」「前走で逃げ・2番手」など
 →△前走1800m3人気3着、勝利は1500mまで
・上がり最速馬が6勝で、好位・差しの好走が目立つ
 →×逃げ切り勝ち
・前走が雲取賞の馬は、重賞昇格後3回で京浜盃の圏内ゼロ
 →×1・3着

【方針】
・勝ち馬は上位人気ばかりだが、1・2人気がさほど信用できず、特に南関での重賞実績はあてにならない
・門別デビュー馬を重視。移籍後に馬券圏外のない馬は特注
・南関生え抜きは実績より素質。敗戦の少なさを評価
・距離実績は必須。マイル以上で好走ない馬は大幅割引き
・差しが届くレース。逃げ先行で前哨戦好走は額面どおりには受け取れない

【教訓】
・門別デビューと距離経験重視は大筋間違っていないが、例外もある
・堅くは収まらない傾向が続いているので、フォーメーション3列目などでやや広めに構える必要。頭数も選ぶ基準も絞りすぎずに。

京浜盃1
京浜盃2


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