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お仕事の学び

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ライター以前のお仕事で得た学びや出会いについてまとめています。
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記事一覧

本当にそれでいいの?

20代の頃、寝装具の商品企画をしていたことがある。 テキスタイルデザイナーになりたいなどと夢をみて、 バイトしながら夜間の学校に通った。 若さと無知を武器にデザイナー職に応募したところ、なぜか採用。我が強く、個性のかたまりのようなデザイナーさん達にない凡庸さに好感をもたれたのかもしれない。 私の最大の欠陥は、デザイナーにもかかわらず、貫きたいデザインコンセプトがなかったことだ。上司や営業の意見に流され、いつも右往左往。 当然ながら、よい商品はできなかった。 これではダメ

ある営業女子が学んだ男子の生態

こんにちは。おかきよです。 今回は新卒で勤めた営業所でのドタバタ話を書こうと思います。有益な要素は1つもありませんが、おつきあい下さい。 センパイ達のことを色々書きますが、皆熱く仕事熱心だったことをつけ加えておきます。 女神と騎士と女子高生寿退社で業務の女性が1人辞めた後、長く後任が定着しない期間があった。かれこれ半年くらいだったか。 やっと入ってくれたと思えば2週間と経たずに辞めてしまう。中には3日で来なくなり、2度と顔を見せない人もいた。 確かに業務の佐山さんは

ハズレの新入社員がもらった素敵なギフト

こんにちは。おかきよです。 新卒で配属された頃、 何をやってもうまくいかず、 劣等感でいっぱいでした。 そんな時届いた、素敵なギフトの話を 聞いてください。 <登場人物> キヨ…主人公 浩坂さん…キヨの上司 桜子さん…キヨの先輩 彩夏…キヨの同期 キヨの母 ※実話ですが、実名は伏せてあります。 1. 悲しき現実ああ、帰りたくないな キヨは夕暮れのコンビニで営業車を停めた。 営業所に戻れば、事務処理の山が待っている。 留守電を入れないので、20時近くまで電話が鳴り