~気づいたら手に何もなかった~
自分自身のことを説明するとしたら『お姉さんのようなポジションで、気づけば人の顔色をうかがって疲れている』という人生を歩いてきた、という感じ。
小学校では学級委員長に立候補しないくせに細かなところに気がついてこっそり意見し、クラスメイトには『お前なんもしてねーじゃん』とからかわれていた。中学校の部活では2年間学年リーダーを任命されたけれど、最後の年なぜか部長でも副部長でもなく、楽譜を印刷する係になった。
振り返ると人の中心にはいなかったけれど中心を支えるように、いつもなにか