想像力

努力して目標を叶えた者は「努力は必ず報われる」と言う。

叶えられなかった者は「努力は報われるとは限らない」と言うはずだ。

「目標は叶えられなかったとしても絶対力になってる、だから報われてる。」って言う人もいる。

それはズルいよ、それを言ったらおしまいじゃん。

僕の負け。


挫折って大事だなとつくづく思う。
失敗したからこそ多面的に物事を見れるし人の心を想像出来る。
なんでも出来る人間は出来ない人間に対して「なんで出来ないの?」と言う。
出来ない人の気持ちを想像出来ないから。


だったら自分も死ぬ気で努力してみろよ。って話だ。

学校という場所が嫌で嫌で、逃げたような奴が偉そうに言うことじゃない。

自分は学生のうちに学校という物を外から見れた。

狭い世界だなと思った。

狭いコミュニティの中で仲間外れにされないように必死こいて話合わせて。


自分もやってた。


中学は比較的いじられる側に回ってたなと思う。
中学生のノリでクソみたいなイジりばっかだったけど必死に受け身を取り続けてきた。
雑なイジリ方をされてもお得意の自虐の竹槍を振り回して必死に笑いに変えてた。

学校に行かなくなって、色んな人と接しなくなって、完全に人見知りになった。
人見知りというか人との距離の詰め方を忘れてしまった。 


考え方も180°変わった。

小学校の頃の姿からは想像も出来ないような性格になったと思う。
あんな明るくてクラスの人気者だったおかか少年も少し大人になりました。


ただ不登校という選択を取って間違いなく正解だった。

確実に僕の人生には必要な時間だったと思う。

というより人生において無駄な時間なんて存在しないんだ。

何故なら僕は時間を無駄にした経験がないから。

たとえ無駄だと思っても、知らないところでそれが絶対力になってる。
だから無駄なんかじゃない。

僕の勝ち。

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