MTG ブルームバロウの亀を語る

今回のブルームバロウは動物だけの世界。
そのため、まあ亀もいるだろうとの甘く考えていました。
でプレビューが始まったんですが・・・思ったより簡単にこねえ〜、亀いねえ~!?
水辺の生物の枠をカエルに取られており、今回亀はいないのではと悶々とした日々を過ごしていました。
あるインスタントで亀がブルームバロウには存在するのが判明したため、最悪記事のオチには困らないとは思って自身の気持ちを慰めていました。

ここまで来たら亀でいいじゃん!!

ですが、無事今回も新しい亀と出会うことができました!!!
嬉しい・・・嬉しい・・・!!
というわけで新たな亀の誕生を祝って、今回も亀のレビューをしていきたいと思います!

肥えた緑甲羅


New 亀

到達
あなたが10個以上の土地をコントロールしているかぎり、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは+2/+2の修正を受ける。
肥えた緑甲羅やあなたがコントロールしているタフネスがパワーよりこれでないクリーチャーが1体が戦場に出るたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る。それが土地・カードなら、それをタップ状態で戦場に出してよい。そうでないなら、それをあなたの手札に加える。
4/6


緑ダブルシンボル5マナ 到達持ち4/6のレアの亀です。
クリーチャー・タイプ  エレメンタルを持つ亀は史上初となります。世界観的にエレメンタルの亀が出てくると思ってなかったのでかなり意外でした。

スタッツはタフネス偏重の4/6。
サンダージャンクションで5点火力が出てきてますので、それに処されないタフネス6は偉いですね。

能力を二つ持っています。流石令和のカード。
1つ目の能力は10枚以上の土地をコントロールしている場合自身のクリーチャーに+2/2する効果。
土地の数だけを数える昇殿効果と言っていいでしょう。すべてのクリーチャー対象なので緑甲羅も対象となるため、スタッツ6/8まで見えます。
もう一つの効果とも嚙み合っている効果です。緑甲羅が入ることが予測されるランプデッキなら他のランパン等と組み合わせれば簡単に達成できそうです。但し、10枚以上土地が出ていないといけませんのでスタンでは少し悠長な効果かもしれません。

2つ目の能力はこのカードとタフネス偏重のクリーチャーが戦場に出た時デッキトップを確認し土地ならタップ状態で戦場に、それ以外なら手札に加える効果です。今モダンをにぎわせているナドゥと似た効果となっています。但しナドゥは土地がアンタップで出ますが、こちらは流石にタップインで戦場に出ます(流石にね?)
緑単体のクリーチャーで手札のアドバンテージまで稼げるのは素晴らしいですし、緑甲羅が戦場に出た時にも効果は発揮されるので必ず1アド取れるのが魅力的ですね。
但しタフネス偏重のカードが戦場に出さなければならないので、この効果を最大限発揮させるには構築段階からタフネス偏重のカードの寄せる必要がある非常に癖の強い効果でもあります。

緑の亀ですが昨今数を増やしていっています。その緑の亀ですが開花の亀や床岩の亀等を見ればわかる通りに土地に関わる効果やタフネスに関わる効果を持つものが多くなってきています。
今回の肥えた緑甲羅は両方の能力を持っています。陸にいる亀達は今後こういった能力を持たせていくという指針のカードとなっているかもしれません。私の思い込みかもしれませんが亀の未来が見えた1枚となりました。

8月からローテションが周るスタンでは使われるかどうかは周りのカードによるでしょうか。現在のスタンで言うと同じ亀の床岩の亀や育殻組の誉れ等が相棒となるでしょう。但し、開花の亀とシナジーがないのは非常に痛い点です。自分でも使っていきながら緑甲羅の使いごこちを確かめていきます!
他方、EDHですがタフネス偏重のクリーチャーが多く入るデッキでは頼れる1枚となるでしょう(私が普段遊んでいるパーティーからバトルの話ではありますが)
普段私はアーチェロスを統率者にしたデッキを使っていますが、そのデッキにも緑甲羅はすんなりデッキに入ってくれると思っています。特にゼンディカーの報復者とのシナジーは強烈です。アーチェロスがアンタップ状態かつ、土地が10枚立っている状態で報復者が戦場に出た時、0/1の苗木トークンが10体出てくるので緑甲羅の効果で10枚カードを捲ります。大体土地が4,5枚出てくるでしょうからパワー6,7の苗木トークンが戦場におり、手札は5,6枚増えており、アーチェロスの効果で土地はアンタップインで出てきます。うーんめちゃくちゃです。今からこれを決めるのが楽しみで仕方ないありません!!!!

そんなわけで今回も無事新しい亀のレビューを書くことができました。次回のセットでも亀と出会いたいものです。でも流石にダスクモーンに居るかと言われると今回ほど期待はできないのが正直なところです。まあ、サンダージャンクションでもいると思ってなかったのになぜかいたのでどこの世界にも亀はいるかもしれません。淡い期待は持っていこうと思っています。
ではまた亀の記事でお会いいたしましょう。


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