自分のペースで。

人生を送る速度感は人それぞれ違う。

ものすごい速さで走っている人もいれば、たまに休みながらゆっくりと歩いている人もいる

高みに一直線で常に全力疾走で走り続ける人にしか到達できない場所がある
高いところにやっとの思いでたどり着いて、そこからしか見えない景色がある
それは逆も然りだと思う

ゆっくりと歩くからこそ、道端に咲く花の美しさに気づける
人のちょっとした優しさにしっかりと感謝できる
ゆっくりと自分のことや相手のことを考えることができる
常に走り続けた人は背中も見えないくらい先に行ってしまってるかもしれない
でも、焦らなくて大丈夫
私は今ここに咲いている小さな花を慈しむ

それぞれのペースで人生を歩んでいけばいいと思う
無理に焦る必要もない、無理に周りを見る必要もない
周りを置いていこうが、置いていかれようが、自分が大切にしたい何かを守っていければいいと思う
目標に向かってひた走る人生も、ゆっくりと自分の時間と家族や友人を大切にしながら過ごす人生も、どんな人生も素晴らしい

極論を言えば、歩けなくなってずっと立ち止まってしまう人生もいいと思う
立ち止まることで流れゆく景色を、移りゆく季節を見ることが出来る

自分のペースで。
過ぎていく時間の中で、どんなに走っていようが立ち止まってようが、明日は来るし、お腹は減るし、眠くなるし
無理せず生きていきましょう。