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髪を染めたあの日

(※コンテスト応募記事になります)

髪を染めるという行為は、自分自身のイメージを
大きく変えることができる貴重な体験です。

私も、ある日思い立って髪を染めた思い出があります。

なぜ髪を染めようと思ったのか、どのような色を選んだのか、
そして髪色が変わったときの気持ちについてお話しします。

①どうして髪を染めようと思ったのか

私が髪を染めようと思ったのは、高校3年生の卒業間際の時でした。
当時、私は周りの友人たちが徐々に髪を染めていく中、
自分だけが地毛のままでいる事に少し羨ましさを感じていました。
ありきたりですが、自分も髪を染めてみようと思い立ちます。

しかし、私は当時、保守的な家庭環境で育っていたため、
髪を染めることに対して両親から反対されました。
そこで、私は友人の勧めで、
一時的に髪を染めることができるヘアチョークを使うことにしました。
(今思うと便利だったなと思います)

当時、私は黒髪に対し、思い切ってピンク色のヘアチョークを選びました。
鏡を見て、自分の髪がピンクに染まった姿を見た時、
私は自分自身の変化にワクワクとした気持ちを抱きました。

②その色を選んだのはなぜか

私がピンク色を選んだ理由は、その時流行していた
「ハーフツイン(テール)」という髪型にピンクを加えたものが
個人的に可愛いと思っていました。

また、友人たちが髪を染めたときには、
黒髪に対して派手な色を選ぶことが多かったため、
私も彼女達と真似して同じように目立つ色を選びました。

しかし、ヘアチョークは一時的なものであり、
1日過ぎれば色は落ちてしまいます。
私はこの楽しかった経験を継続するべく、
本格的に髪を染めることを決意しました。

飽くまでイメージです

③髪色が変わってどんな気持ちになったのか

数日後、私は休日に美容院に行き髪を本格的に染める事にしました。
今度は、友人たちとは違う、自分に合った髪色を選びたいと思っていました。

美容師さんと相談しながら、私は落ち着いた色合いの茶色を選びました。
自分自身が変わりすぎず、でも少しだけイメージチェンジができる、
そんな髪色にしたかったのです。

そして、髪色が変わったときの気持ちは、とても新鮮でした。
自分自身が変わったような気がして、
何かを始める勇気や、新しい自分になれたような気がしました。

また、周りの人々からの反応も嬉しかったです。
友人たちからは「似合ってるね!」と言われ、
保守的だった両親(父は反対だったかも,,,,)
からも「お洒落になったね」と褒められました。
髪色を変えることで、自分自身が変わるだけでなく、
周りの人々へも新しい印象を与える事ができたのだと。

結局、その髪色を維持したのは1年程度でしたが、
その期間は、人生で髪を染めていたどの期間よりも
自分が楽しく過ごせた時間だったたように思います。
最初の経験だからですかね。

自分自身が変わったように感じることで、
自信や勇気を持つことができたのかなと思っております。

髪を染めるという行為は、単なる見た目の変化だけでなく、自分自身を新しい角度から見つめることができる素晴らしい体験です。
私が髪を染めた日は、思い出として今も残っています。


#髪を染めた日
#コンテスト
#ホーユー

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