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035 間違いない墓じまい②誰に聞けばいいの?

《前回の話》

私が代表を務めさせていただいている終活の専門家集団・プリエンド協会(終活パワーチーム)では終活では避けて通れない「墓じまい」のお手伝いを全国で手掛けています。詳細は上記の前回の話で書かせていただきました。

現在も3つの案件が同時進行で進んでいるのですが、そのうちの1件は墓じまいのみならず、新規の墓地建立の依頼も。近年、新規の墓地については建立数が激減しているので、本当にありがたいご縁です。繋いでくださった仕事仲間に感謝!

現在抱えている複数案件で共通しているのは、墓じまいについて「どこに聞いたいいのかが分からない」ということ。インターネットには情報が溢れているのですが、やはりかなりプライベートな案件で、家族や親族とかなり密に話し合って決めていくようなことですので。お寺の墓をしまったり離壇(檀家をやめる)する場合は菩提寺には聞きにくいでしょうし、新たな墓は民間の樹木葬だったりする場合、あるいは今後のことが決まっていない、そもそもそうすべきかが分からないのではないかと。一見の業者や親しくない士業にも相談しにくい、というのが現実のようです。

本当の意味でお客様の心、仲間の心に寄り添うべき
そのような事情は重々に承知しているつもりですので、私たちは見境のない営業を仕掛けたり、お客様の心に響かない無駄なアプローチをするつもりはありません。まずは気軽な相談のみでも対応しているということをコツコツ情報発信していくのが先決と考えます。「損して得取れ」というか、ここでも「利他の精神」で、まずは小さなことからでも貢献したいもの。

仕事としても、自分の会社のみの儲けばかりでは打ち上げ花火のように一時的な仕事はできても、長期間に渡って継続していくことなど叶わないでしょう。例えば安さは大事ですが、そのニーズよりもさらに大切なことが多いのが終活。こと墓じまいを含む終活ビジネスは本当の意味でお客様の心に寄り添う必要があるかと。デリカシーのない対応は絶対に避けなくてはならないのです。

そしてそれは終活に関わるビジネスチームの展開でも同じ。ビジネスマナーやビジネスマン間のデリカシーを重視できない、自社や周囲のスタッフにすら気配りや配慮ができないビジネスモデルは既に受け入れられない時代になっています。チームワークを以って多角的な仕事創出していくためにはお客様の心だけでなく、仕事仲間の心にもしっかり寄り添うことのできるビジネスチームが求められているのではないでしょうか。

現在プリエンド協会では、石材店ではない墓じまいの専門家、士業の方、そしてお坊さんなどとのコラボで新しいスタイルの墓じまいを構築中。様々な終活の専門家との連携で、墓じまいなど終活のデリケートな相談をしやすいコミュニティづくりに注力していくつもりです。時間は掛かりましょうが、ここで手抜きをして目先の利益に走ると短命に終わるのは確実ですから。

このような地道な活動から新たな終活ビジネスを徐々に創出していけると確信しております。まもなく正式に発表させていただきますので、どうぞご期待ください。

終活問題に関するご相談は、経験豊富なあらゆる専門職の揃っている一般社団法人プリエンド協会までどうぞ。

岡橋秀樹
一般社団法人プリエンド協会 代表理事
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