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現実を創ってるのはいつでも私。

わたしのような人がきっと多いと思うので書きますが、どれだけセラピストさんや、自分癒しの進んでいる人が「人の本質は光である」と仰ったところで、それを真実だと思うことはできませんでした。
むしろ、人は本来ヒカリだろうけれども、生きている限り暗い部分も抱えていて、光も闇も含めて本質だろうと思い込んでいました。
だけど自分癒しを進めていくうちに、セラピストさんの言う通りだと実感することができたんです。
人の本質はヒカリであり、現実的にいえば光とは才能であるし、
闇は生まれた後に育くまれた価値観で、荷物みたいなものあること。

自分癒しを始めるまでのわたしは、躁鬱を小学4年生くらいから抱えていたので、自分がヒカリそのもののように感じて前向きでいられた次の日には、自分が壁のシミみたいな無用な存在に感じて落ち込むという、その日その時の気分のアップダウンがありました。
独身の頃、ネガティブな時は極力人に会わないようにしていたので、この隠し持っているネガティブな部分こそが本質だと信じてました。
どれだけポジティブでいられたとしても、こころの中では「これは一時のことで、いずれまた堕ちる」と思って身構えていました。
子どもを生んで家族を形成してからは、自分の躁鬱に合わせることができなくなるので、どれだけ落ちてても家事をしなければならず、そうしたら「家事させられている」と被害者意識に入って家族のせいにしていました。
でも、わたしの気分の上がり下がりに家族は関係ないし、それでも家族を振り回している自分自身に対して「後ろ暗い歓び」を感じていたので、そんな自分を何とか変えたいと思い、自分癒しの道に進むことを決めました。

始めた当初は、自分のしたいこともわからず、感じていることもわからず、才能がある事も信じられず、できるかできないかに囚われてて、内心のネガティブを笑顔で隠している・・・今思い返してみると、あの頃の私は正直ヤベェやつでした。

それを一つ一つ、信じているネガティブこそが誤解であると紐解いていきます。
躁鬱の切り替わりは自動的ではなく、きっかけとなる言葉や出来事がある事。トリガーとなるものがわかれば、ネガティブな誤解が生まれたときに遡り、そこで停滞している幼い自分自身の感情を一つ一つ、感じていきます。
そして、その誤った価値観は大人になった現在はもう不要であることを理解していくのです。

そうやって抱え込んでいた荷物を一つ一つ降ろしていくと、次第にネガティブと自分自身とに明確な線引きができてきます。
やがて、自分の本質っていうのは、躁鬱の時のどちらでもない、全然別の存在なんだってことがはっきりしてきて、そうすると自分に才能があることを信じられるようになってきました。

でもこれって、自分を癒してないとわかってこないから、自分の幸せを感じられるには、どれだけ自分のために人生の大事な時間を割いてあげるかだと思います。
だって本来の輝きはネガティブでぐるぐる巻きになっていて見えなくなっているから。

そして、癒すことは自分と向き合うことから始まるんだけど、自分一人では最後までこなすことができなくて、やっぱり専門家に頼ることがめっちゃくちゃ大事です。
病気になればお医者に行くし、勉強は教師に教わるのと同じで、こころのことも専門家に頼らないと、わたし自身のことでもわかりません。
それぞれに得意分野があって、それだって才能の一つなのですが、こころの専門家に頼る時に大事な見極めポイントは「自分の本質はヒカリであり、ネガティブな想念は異なる」ことを理解しているか否かだと思います。

ただ一つ書いておくと、もともと持っていたネガティブは消えてなくなることはありません。この荷物は何度でも知らない内にまた持ってしまいます。
でも、荷物と分かったことがとても大事で、持っていると気づいたら手を離せばいいだけなんです。
だから、ほんとに、自分と同じように、ネガティブな自分こそ本質だと誤認している人には、ぜひ自分を癒してあげて欲しいと思います。
せっかく生まれてきたんだから、幸せに生きたいじゃないですか。
周りの人たちと繋がり続けていきたいじゃないですか。
これからも自分癒しを続けていこうと思います、まだまだネガティブな誤解を抱えているから。

最後に大事なポイントを書くと、自分を癒していくと、現実が変わります。
まず仕事をするようになったし、家族と笑って過ごせるようになったし、両親との対話もはじめています。
気分の上がり下がりはコントロールできないと思っていたけど、実は現実を創り上げているのは自分自身なんだと今はわかります。
現実っていうのは、本当に私の意識が作り出しているんです。意識というか、無意識が。ネガティブな誤解って無自覚のうちに身に着けているから、その無意識の中にあるものがほとんどです。
だからそれに気づいて意識化していくことで、知らない間に作り上げていた現実との歪んだつながりを、自分の望む方へと、愛の方へと手繰り寄せていく…そんな感じです。

だから一つ書くと、ほんとに話す言葉って滅茶苦茶大事で、その内容で現実が変わってきます。わたしは今でも「わたしはよく失敗します」って言ってそれを現実化させてます。癒しが進めばその力はより増します。もはや自己責任です。意識して止めるためにもこれを書いてます。
より幸せに。より自分を愛するために。
それは今この瞬間から始められることだと思います。

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