見出し画像

前ぶちょーはどこへ旅立った?

おかげくま通信3月号です。

皆さんこんにちは、こんばんは、おはようございます。
Thank you for coming Okagekuma-Mairi

先日、この悲しいお知らせを皆様にお届けしたところ、ある方からご返信をいただきました。

「ぶちょーさんありがとうございました。でも、ぶちょーさんは、龍神様の背に乗って、旅に出ているみたいですよ」

え?長野から龍神に乗って行ってる??

そこで、長野の龍神伝説を調べたところ、気になる記述を発見しました。

長野・善光寺さんの宿院「本覚院」に阿闍梨池という池があります。

かつて龍神様が善光寺に現れ、その池へ姿を消した、という伝説です。

この龍神様は、法然上人の師・皇円阿闍梨様96才の時、嘉応元年(1169年)6月13日、弥勒菩薩が未来にこの世に出現して衆生を救うまで、自分が修行をして衆生を救おうと、静岡県御前崎市桜ヶ池に龍身入定した龍神様だ、と伝えられています。

阿闍梨池の由来より

また、善光寺鎮守の神は、諏訪神であり、諏訪大明神様は龍神様という記述もあるそうです。さらには、「桜ヶ池」のある池宮神社の御祭神も「諏訪神」であり、桜ヶ池は諏訪湖ともつながっていて、諏訪龍神と桜ヶ池の皇円阿闍梨の龍神様はつながっていて度々訪れているという伝承もあるそう。

さらに、先日、善光寺詣りした際のこと、
なんとこちらの弁財天様は、戸隠神社九頭龍社様のご本尊様でした。

善光寺蓮華院にて

戸隠神社は明治以前は「戸隠山顕光寺」という天台宗寺院で戸隠山を霊山として山伏が多く暮らす山岳修験信仰のメッカでした。善光寺の奥院という位置付けにあったそうです。

明治の廃仏毀釈、神仏分離の際にお寺の名残のあるものは捨てたり燃やしたり、梵字などは削ったりして排除されました。寺院にあった仏像等はいろいろな所に譲って難を逃れた様です。

その際に「戸隠神社九頭龍社」から「九頭龍弁財天像」も善光寺天台宗一山の寺院を経た後、宿院の「蓮華院」に渡ったそうです。

先日、おかげくまがお詣りした善光寺「蓮華院」の弁財天さまは、この「九頭龍弁財天」さまでした。

蓮華院の弁財天様

善光寺の奥院で水を司る九頭龍社様の御祭神がこちらの宇賀弁財天様です。

ということで、ぶちょーは、
1、皇円阿闍梨様が化身した御前崎・桜ヶ池龍神様
2、諏訪龍神様
3、戸隠の九頭龍神様
のいずれかの龍神様に乗って旅に出ているのでは??
と推察されているようです。

そうか、龍神様に呼ばれたのなら、仕方ない。

元気で行ってきてね。そして、なんかあったら、帰っておいでよね。
ありがとう、ぶちょー。またきっと会えるよね。

3月6日は己巳(つちのと・み)の日。弁財天様の日です。
善光寺蓮華院様にてご祈祷いただけるそうです。ちょうど、そのタイミングで
善光寺へおかげくま参りです。
ピンときた方はこちらからどうぞ。

ご一緒出来ますことを楽しみにしています。

おかげくま参拝は、様々な事情で神社仏閣へ参拝できない方々と観光客・参拝客の減少に苦しむ寺社様との架け橋になれば、とくま作家Ray作テディベアによる代理参拝を支援しています。この活動を応援いただける方からサポートいただけると幸いです。