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天河大弁財天様おかげくま参り訪問記

こちらの続きです。

今日も、くまぶちょーさんにお話ししてもらいましょう。

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近江のご参拝を終えて大阪のホテルにチェックイン、今日は、仙台ー伊丹空港ー竹生島ー藤樹神社ー白髭神社ー大阪・守口市のホテルって長距離移動だったんで、疲れたよ〜。

でね、翌日も早起きしなくちゃいけなかったんだ。だってね、今日は吉野へ移動なんだよ。大阪から吉野までは、2時間ほどだから、早起きしたんだ。

今日の経路は、こんな感じ。レンタカーで大阪から国道309号線を走ります。

今日は、早朝7時半から齋行される天河大弁財天社の朝のお参り『朝拝』に参列したかったんだよ。
大阪・守口市のホテルを朝5時半に出発し、吉野の山道を駆け抜けたよ!

下市あたりかな??

下市の里から吉野・大峯の山道に入っていくと、「気」が変わり、山の匂いや空気が深まっていきます。山道を進んでいきます。

山道を登って
橋を渡り
トンネルを抜けて、
天河大弁財天社さんの駐車場に到着〜!

到着したのは7時22分。

すると、「ドン、ドン、ドン」と太鼓の音が。
どうやら『朝拝』が始まったようです。

慌てて、車を降りて、石段を駆け上がり

走っちゃダメよ。心は急ぎつつも、足もとしっかり。

御本殿『朝拝』に参列。

この日は、20人ほどの方々が参拝しておられました。幸い、最前列の席にご案内いただき、敬虔な気持ちで、首を垂れて両手を合わせ、儀式に参列です。

宮司さんが「大祓詞」を奏上し、そのあと、「般若心経」、そして辨財天をはじめ宇賀神様、役行者様などのご真言も奏上される神仏習合時代のならいのままのご奏上です。

宮司さんの訛りなのか、独特の口調なのか、聞き及んでいるうちに、読み慣れたお経もどこを読み上げているのかわからなくなってしまいました。とにかく世界平和や参加の方の幸福のために、とお祈りしていると、いつの間にかうとうとしちゃったみたい。

すると、不思議な声が。左の肩の上から聞こえたんだ。あら?誰かな?誰かな?って思って足元というか膝のところに、犬のような、ラブラドールレッドリバーみたいな大きな人懐っこそうな笑顔が見えて、しっぽふりふりしてる。

あら、こんなところに大型犬が。

あれ?境内は確か犬は入っちゃダメだったんじゃない?
ねえ、犬くん、ダメよって思ったら、どうも犬とは違う。
よく見たら、犬じゃない。
ありゃ、なんだ?っておもったら、ゴールドの小龍くん?龍神様?あらら、昨日の竹生島の龍神様?白巳様?三善龍神様?蛇神様?

よくわかんないけど、とにかく龍神様のようなお姿です。

そして、その右隣には、漫画「一休さん」に出てくる「さよちゃん」のような田舎風の童女が。あの子、誰だろう?ちょっと内気っぽくて、顔がよく見えない。でも女の子なのは確か。

すると、「おはよう!あなたがおかげくまさんね。ようこそ天河へ」ってキラッキラな声がしたと思ったら、左の肩上から弁財天さんが。笑顔で迎えてくださいました。

「私、毎朝、この祝詞聴いててね、宮司さん素晴らしいんだけど、ちょっと飽きちゃった。せっかくおかげくまちゃん来たんだから、案内してあげるわ。一緒に巡りましょう!」って小龍と童女と一緒に僕らおかげくまもパーっと本堂を駆け巡って「追っかけっこ」に「鬼ごっこ」あっ、鬼じゃなくて弁財天を追いかけます。

わーいって走っても走っても追いつかない。
なんだ、弁天様は飛んでますよ。

「ずるーい!弁財天様飛んでるよ〜」って言ったら、

「何言ってんの?あなた達も飛べるでしょ、ほらっ!」って。

わー不思議。

飛べちゃった。

ドローンみたいに、神社の全景が、そして、弥山へ、そして、大峯の山々が眼下に。

あっという間に天までへ急上昇!した、と思ったら、急降下。

「みんなのお願い聞きましたよ。開運も金運もアップしといたからね!楽しんでってね〜」ってキラッキラな声がしたと思ったら、朝拝の現場に。

いつの間にか式典は終わり、多くの人たちと列に並んで、
御神酒と昆布をいただきました。飲み干したら退場です。

それで、『朝拝』は終了したのでした。

『朝拝』の後、境内をあらためてご参拝しました。

神人たちが庭の清掃を
手水舎で龍神様にご挨拶。
ご参拝時、不思議な光がおかげくま達に降り注ぎます。
ご参拝時、不思議な光がおかげくま達に降り注ぎます。
ご参拝時、不思議な光がおかげくま達に降り注ぎます。

ご参拝後、朝の爽やかな空気の中、
3箇所あるという「天石(てんせき)」を巡って境内を散策したよ。

五社殿前の天石
石段横の天石
裏参道下の行者堂の左にある天石

大峯の山々の空気は、町とは違って、空気がいい、気がいい。水が美味しい。

3月に引き続いて、天の川流れる天川村の天河大弁財天社様、今回もお参りできて良かったです。
もちょっと居たかったけれど、次のお参り先が待っていますから、弁財天様、またね!

旅路は続く。

おかげくま参拝は、様々な事情で神社仏閣へ参拝できない方々と観光客・参拝客の減少に苦しむ寺社様との架け橋になれば、とくま作家Ray作テディベアによる代理参拝を支援しています。この活動を応援いただける方からサポートいただけると幸いです。