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グループ展「MyLife展」(2023/5/17-22)ご来場ありがとうございました。

「MyLife展」にわざわざ足を運んでくださった方々、ありがとうございました!
また、なかなか行かれない、という方々も気にかけてくださりありがとうございました。そういう私も、週明けに待っている締切が気になり、それがスッキリ終われないことには出歩けないというキャパの足りなさもあって、在朗できませんでした。
輝装心クリエイターさん、平木さん、ノートにメッセージを残してくださりありがとうございました。と~っても嬉しかったです!!
(チビ鉛筆は書きずらかっただろうと思います。)

今回、版画も出そうかと思いつつCopicだけに絞って取り組んだのですが、まだ使いこなせなくてイラストの点数が思ったより増やせませんでした。
描くには描くんですけど、ほぼほぼ2回描いて3回目でどうにか人の目に晒せるかな?といった出来で、もっと使えるようになれば2,3倍の量が描けるのになあと思いました。

たとえば、息子の受験期を描いたイラストは、3回描いております。
この絵を描きたかった理由は「緑系の薄青色というのか白群色と、赤系の赭を組み合わせたい」というのが一番の理由で、畳の上で息子が寝ている様子の構図にすれば丁度良く、息子を眺めてスケッチしたものが残っていたのでそれ自体はすんなり描けたのですが…
↓1回目です。
炬燵のテーブルがダメ。
半ズボンの内側も色が濁ってなんか気に入らない。

1回目
炬燵の量感の無さも、上に乗ってるものも気に入らない
半ズボンの内側を暗くしたいだけなのに濁る…失敗

ということで、
↓2回目です。
炬燵の重みは出たし、半ズボンの内側も良かったのですが。
今時の鏡面仕上げされた感の無い炬燵がダメ。
室内でも本来は天板に昼の光を反射して影ができていて、それは省略してもいいかな?と思っていたのですが、やっぱりそれを省くと手抜き感が出まくりで気に入らない。

2回目。炬燵がダメ。

そして
↓3回目です。
炬燵の天板も足も質感を注意深く描きました。
上に乗っているものは変わりませんが、硬い材質感と今時の鏡面仕上げが、天板の反射と影のおかげで伝わり、説得力は増した気が…。(※現実はもっと散らかっています。)

我が家の唯一クーラーがついている部屋がここなのです。
「好きなことなら暑いの我慢してできるけど、嫌いな勉強するのに暑いのも我慢するなんて無理」
天板が鏡面仕上げされました。側面も足も塗料でツヤがある炬燵です。

ただ人が寝てるだけじゃん、てなわけですが、四苦八苦しております。

それはそうと。
そもそも、モチーフを選ぶのが一番難しいなと感じました。

中学、高校と一緒だった親友が美大を目指して絵画教室に通っていた時、
「自分はこれ!っていうモチーフを持つのが大事なんだって~」
と登校途中の会話で言われた言葉が今も耳深くリフレインしています。
30年経ってもこの言葉を反芻するとは…
未来は誰も予想できません。
美大が選択肢に無かった私は当時、「へー」と、特に気にも留めなかったのか留めたのか?モチーフってそんなに大事かな?と思ったことは確かです。
また、抽象画の方が好きだったので、なんでも描きゃいいじゃん、みたいな。
今は、絵の主役はモチーフなのかな、と考えるようになりました。
(すみません。私は美術家でも芸術家でも無く、これが正解だとも思っていません。)

額装が苦手なので、展示の機会をついつい億劫がって避けてしまうのですが、無理無理でもこういう機会を得ると、頼まれたわけでもないのに実際に絵を見て感想をくださる方がいて、本当に励みになり、また先へ進んでいくことができます(涙)。

今回、童話作家の鹿倉裕子さんがいらしてくれて、お土産と(ラブ)レターをいただきました。素直に嬉しかったです。
鹿倉さんは、昨年のアンデルセンメルヘン大賞で優秀賞を受賞されたそうで、私も頑張んなきゃなあと思いました。

↓以前この中で、チラと触れたのを読んでいてくださったようです。

お土産は、あっという間に食べてしまうと思われ(笑)。撮りました。

鹿倉さんからのお土産。

というわけで、今後の目標。
「モチーフを意識する。」
です(笑)。

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