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文房堂店内意匠

神田の神保町にあるレトロ建築といえば『文房堂』、文房具屋さんといえば『文房堂』。
銀座伊東屋さんが、本店につづき支店も今流行の「”木材をふんだんに取り入れた”都会的な建築」に建て替えたりリノベーションする一方で、関東大震災を生き残った文房堂さんが、昔流行の「凝った装飾の看板建築」を残しています。
レトロなものが好きな私としては、まだまだ文房堂さんには踏ん張って欲しいな、と思います。

どちらも、文具店の生き残りをかけて必死に進化していこうとしているのは同じなのに、全く違う道筋で進んでいると言ってもいいかもしれないくらい対照的です。
どちらが良い、というのでもなく、その事実が面白いなと思います。

というわけで、文房堂の絵の具で文房堂店内を版画を使って描いてみました。


階段の向こうの額は色々変えられているので、私は好みのロートレックの絵に出てくるレディーにしてみました。

上を見上げた時のこの階段の雰囲気が好きです。

画材も雑貨も、ものすご~く誘惑してくるのでとても危険(笑)!
そして、あれやこれやとつい長居して、気が付くと足が棒になります。

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