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青森移住ぼちぼち珍道中〜#112 僕も辞めたい。

長男が転職するかどうかの少し前、
今度は高校2年の次男が「学校辞めたいんだけど。学校辞めて高校認定試験を受けて大学受験する。学校に行きたくない、面白くない、行く時間が勿体無い。図書館で自分に必要な勉強をしたい。」と言い出した。

いやいや、待て。
落ち着け、次男よ。
確か、このフレーズは長男が高校2年の時にも言った。
進学校に通っていた次男は塾は通わず、
ネットのオンライン授業を受けていた。

次男は中学生の時から、もう入りたい大学を決め着々を勉強していた。
「素粒子の研究がしたいから。大学院にも行きたい、留学もしたい。」と早くから、目標を1本に定めていた次男。

家族で出かける時も、車の中で勉強。
遠くに出かけるなら行かない、家で勉強する。
家族旅行もキャンプも、行くけど道中は勉強。

母「いや、あかん。心変わりしたらどうするん?高校を卒業して大学目指せばええやん。」
次男「いや、絶対に心変わりはしない。じゃ、休学する。春まで休学して家でやってみてもし学校に行きたくなったら復学する。」
母「いや、復学して一つ下の子たちを通えるか?その覚悟あるか?」
次男「大丈夫」
母「いや、地元の学校で同じ中学出身の子もいるのに大丈夫か?」

ここで主人が言った。
「お父さんは、お前は恐らく目標を立ててちゃんとやるやろう。学校を辞めても辞めなくてもどっちでも良い。でも、お前の大好きなお母さんが反対してる。大好きなお母さんの事を悲しませることをしたらあかん。どうしても辞めたいならお母さんを説得して辞めなさい」と。

そして、次男はそれから辞めたいと言わなくなった。

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