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地方の変化の波頭と勝勢

2021年12月17日(金) 
内閣府主催 地方創生人材支援制度 派遣者シンポジウム で基調講演をしてきました。
場所は永田町。隣は自由民主党本部。政治の中心で、警備している警察官も多いです。

さて、この制度で、平成27年度から7年間で、289市町村に、国家公務員、民間人材、大学研究者が延べ403名が派遣されています。
皆さん、初めて経験する地方自治体の仕事へ悩みも多いようです。

派遣期間は2年間。どの程度、踏み込むのか、踏み込めるのか。
予算策定や議会対応が未経験。地域のキーパーソンとの繋がりがない。
組織の中では、浮いた存在、お手並み拝見、四面楚歌状態。 
副町長として派遣されたが、
10数人の課長全員から無視されている方とかも(涙)
(町では、課長が最高幹部です)

そのような方々向けに、会場+オンラインで
 「上田市に伴走25年で見えてきた地方の変化の波頭と勝勢」
 「地方創生人材の方々への期待」
 「地方創生プロデューサーとして活躍するための要諦5か条」
について、お話させていただきました。
個々の内容については、いつか、noteにアップしようかなと。

産業動向、若者の志向の変化などを捉えると、上田市を含め、日本の多くの地方都市では、「人材育成と還流」が地方創生の鍵となることは間違いないです。ツギハギ、ハリボテの施策ではなく、本気で考えることです。
コロナ禍前であれば荒唐無稽だと一蹴された取組みにも、耳を傾けてもらえる方が増えました。
地方にとっては大転換のチャンスです。
不言実行から有言実行に。