音がかゆい話

昔から怖い音があります。サイレンや砂嵐やカラーバーの後ろで鳴るピーっていう音や留守番電話の自動音声や商品回収のお詫びのナレーションなどです。

なんで怖いのか、どういう音が怖いのかわからないのですが、昔から怖くて、鳴ったらうわあああってなりながら消しに行きます。

音がかゆいこともあります。時々なのですが、背後の近くで誰かが喋ってると背中がかゆくなって我慢できなくなることがあります。

声質なのか、位置なのか、自分の体調なのか、何がだめなのかわからないのですが、とにかくかゆいです。電車の中でなることが多いのですが、そういう時は車両を変えざるを得ないです。人が多くて移動できない時は次の駅に着くまで謎にひょこひょこ動く怪しい人になります。黒板やガラスを引っ掻いた時の嫌な感じとはまた違う、背中がきゅーっと反り返る感じです。

不思議だな〜