髪切った?から会話が広げられない話

髪を切ったら気づいて言及して、そこから会話を広げるのが良しとされている世の中かと思うのですが、私の場合「髪切った?」って言われたらいつも「はい。」くらいしか言えなくて申し訳ない気持ちになります。

見た目に気を使ったりお洒落で切ってる人は色々話すこともあるかもしれないのですが、伸びたから切っているだけで髪型に関して快適さ以外の点で興味を持てていない人間は何も言うことがなくて、何か絞り出せた日には変なこと余計なことを言ってしまって、ああ、また上手に雑談が出来なかったな...としょんぼりします。

自分に少しでも関心を持って、記憶してくれていて、話しかけてくれて、厚意で褒めてくれたりするのはとてもありがたいことなのだと頭ではわかっているのですが、雑談苦手・知ってる人も人見知り人間はその時何もできないので、特別な事情がない限り出来るだけこまめに切ってわからない様にしています。

そもそも髪の長さを記憶して前回と今回の長さが違うかどうかを判別するのはとても難しいことだと思います。測ったり並べたり記録つけたりしてないのにわかる人は本当にすごいです。

私は記憶が画像や映像で残ってることが多いのですが、それがいつの記憶かまでは覚えられなくて、頭の中に髪が長い時の画像と短い時の画像があったらどっちが最新かわからず、余計に前回と今回で変化があったかわからないです。初めて見る全然違う髪型だったらわかる可能性が少し高いですが、色んな長さの時を見たことがある人だと結構難しいです。

そして万が一気づいたとしても、その後いい感じの会話をできる自信もないので、どっちにしても言わないんだろうなと思います。

多数派の文化に適合できなくて申し訳ないなあと思います。
髪切っても気づかなくて大丈夫マークと髪切ってもあんまり気付けませんマークと雑談苦手マークをつけといたら円滑かなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?