【アジング】フリーフォール?テンションフォール?どっちがいいの?
餌釣り・ルアーゲームを問わず
魚の居る場所・タナに
仕掛けを届ける事は
釣りの要素としてとても重要だ
アジングの場合は
オモリ付きのフックにワームをセットし
ひょいっと投げて沈める
キャスト後の魚へのアプローチ方法は
ラインを出すか、止めるか
たった、これだけの動作しかない
沈める方法として
どっち派?という訳では無いが
いつでも何処でもフリーフォールです
という人も居れば
TPOに合わせて使い分けてます!
という人も居るだろう
そこで今回は
アジングこじらせ系の方や
これからエントリーする人にも
ジグヘッドの沈め方について紹介しよう
■フリーフォールとは
キャスト後、リールのベールを開いて
ジグヘッドのフォールする分
ラインをフリーに出していく
ジグヘッドを、ほぼ垂直にを落とす方法
・フリーフォールの利点
①沖目のポイントを狙いたい時
②ボトムまで速く落としたい時
キャスト後のルアーが着水した
ポイント直下付近を探りたい時に有利
常夜灯の明暗部分や、潮の変化がある場所など
ポイントまでの距離が遠い場合は
フリーフォールの方が
沖のポイントをより長く探れる
■テンションフォールとは
キャスト後、ジグヘッド着水と同時に
リールのベールを閉じて
ジグヘッドにラインのテンションをかけつつ
手前側に斜めフォールさせていく方法
・テンションフォールの利点とは
①水深の浅い場所(5~6m程度)
②ボトムまでゆっくりと落としたい時
③風のある日
ラインのテンションを張ると
ジグヘッド+ラインで
潮の影響を受けやすくなる事により
フォールスピードが遅くなる
水深が浅い場所などは、より長く
魚にルアーを見せる事ができる
注意点としては
・沖目の深場を探れないので
近距離戦となる
・ラインのテンションをかけ過ぎない事
張らず・緩めずが基本
■0.8g未満の軽量ジグヘッドの場合
軽量のジグヘッドを使うと
ジグを見失う事がありませんか?
海と言えば「風」に晒される事が殆んどだ
例えば、0.6gのジグヘッドを
ボトムまで沈めようとした場合
距離は出ないが、空中にあるラインは
どんどん風に押されてはらんでしまう。
そのラインを回収しようとすると
いっしょにジグヘッドも引っ張ってしまい
沈めようにも沈められない
まず着底を感じる事は出来ないだろう
(筆者だけかもしれませんが)
ルアーゲームをしている以上
常にジグヘッドの存在は感じていたいし
ボトムへの着底も把握したいが
ジグヘッドが軽ければ軽いほど
風は悪者となるの
打開案としては
キャスト後、ジグヘッドが着水したと
同時にベールを閉じる
ラインを少し張った状態を作り
(サミングしてもよい)
そこから、ベールを開いて
ロッドをあおりラインを出していきます
この時、沈めたいレンジまで
まとめてラインを出してやると
上手くいけばジグを沈める事も
感じる事も出来る
■フリーフォールはジグヘッドがロールする
ジグヘッドは引っ張られる状態が安定する
この「安定する」とは、
フックが上を向いた状態を保って
直線的に移動する事とします
試しに、岸壁の先に立って
足元にジグヘッドをラインをフリーで
落とせばわかるが
ジグヘッドがローリング
しながら沈んで行く
ついでに言えば
ラインのテンションが掛からない為
ジグヘッドの沈下速度も速くなります
「ロールするから釣れない」
という事は無いが不規則な動きをする分
食べにくいのではないかな?
逆にアピールが高まって良いのでは?
などと想像するが
あまり気にすることはないだろう
■あとがき
撒き餌によって魚をトドめる事も無く
ウキを使い潮に乗せて仕掛けを流すでも無い
ルアーをキャストした範囲内で
魚を探るしかない
かなり限定された範囲の中で
ターゲットのアジを探すしかないのだ
アジは釣れやすい魚種なので
アジングは成り立ってはいるが
案外Mっ気の強い釣りとなっている
フリーフォール/テンションフォールを
使い分けたり、複合的に使って
魚の居る場所を探し出しましょう
それではまた
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