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子供からの学び早すぎる成長には注意が必要です

去年の11月に長女が誕生日し、もうすぐ8ヶ月になろうとしています。
彼女から学ぶ事は多く、何回も何回も興味のある事に邁進する姿、ダメだと止められても諦めない、別の物を探し遊び尽くせば次に行く。
1日の中で同じ物をずっと触る事や、同じ事を繰り返す事はなく興味と関心の赴くまま行動する。
中々固定概念の固まりになってきた大人には出来ません。

精神的な話はおいといて身体の話をしましょう。

先月7ヶ月を過ぎた頃、奥さんからLINEが来ました。

『つかまり立ちをした!』

私の心は震えました。

ですが、2つの事を考えていました。

1つ目は
めちゃくちゃ成長している!これからの成長が楽しみでならないし、とても嬉しい!写メは撮ってないのか?(写メはなかったです)

2つ目は
早すぎる。それはあかん!奥さんに送ったLINEは…
素晴らしい!
でも、つかまり立ちしたらすぐに辞めさせて!
です。

なぜそんな事を言ったのか?

子供の成長には段階があって

首に筋肉がつく→首が座る
腹筋がつく→寝返りが出来る
四肢に筋肉がつく→ずり這いする
肩や股関節周りに筋肉がつく→ハイハイする

股関節と体幹に筋肉がつく→つかまり立ちをする。

ここです。

7ヶ月ちょっとでは股関節も体幹も全く安定していない。

最近は発育が早く、ハイハイせずに立ったなど聞きますが…おすすめしません。ちゃんとした成長過程を踏ませましょう!

特に女の子は股関節も体幹も大人になると圧倒的に男性より弱くなります。
トレーニングなどをした場合には関係ありませんが、ナチュラルでは絶対です。
変形性股関節症は圧倒的に女性です。
猫背や腰痛や便秘など体幹の筋肉が関係する症状が多いのも女性です。

女性に限らず男性であったとしても将来の子供の運動能力や、身体の安定性、腰痛、猫背、扁平足など幼少期でも増えてる疾患にならないよう対策が必要です。

ではどうすればいいのか?

私がおすすめする対策は、とにかく沢山ハイハイさせましょう。

ハイハイする事で股関節と体幹の連動運動が行われて、立位での安定性に繋がります。
体幹や連動が不十分な状態で立とうとすれば、股関節が内側に入りやすくなるため股関節の可動域が落ち、X脚気味になります。
その結果が変形性股関節や扁平足のなりやすいに繋がります。

男性の場合だと、幼児でも膝が外を向きO脚気味になります。O脚は皆さん股関節が外を向くと思っていますが、実は内側に向く人が圧倒的に多いです。

なので、女の子であっても男の子であってもハイハイを出来る限り沢山させて、将来に繋げる事をイメージして下さい。

ちなみに私が考えるプランは、つかまり立ちは9ヶ月ぐらいから、歩き出すのが11ヶ月から!

早くつかまり立ちをする子には興味のある物でいっぱい呼び寄せて、ハイハイ移動を沢山させて下さいね。
それが子供の身体を形成し、軸となり運動能力を良くしたり機能を良くしたりしてくれます。



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