日記2024 5月3日

目に見えない人は世界をどうみているのかという本を読んだ。とても面白かった。

中でも個人的に印象に残ったのは、この本の最後の、ユーモアと題された章だった。

ある視覚障害者の方の、パスタソースのパッケージは触るだけでは中身がわからないので、いつも気分の味が食べられるかどうかで運試しをしているというエピソードをきっかけに、障害者の方との会話におけるユーモアの力について考察が始まる。

ユーモアは、困難な状況に際した時に、視点を俯瞰的な場所に移動させることにより生じるものであり、それは人間の生きる力なのだ、というようなことが書かれていてすごく痛快だった。

結構時間ないことを実感したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?