こいつは笑いすぎている 日記2024 7月6日

本当にやらないといけないことがバイトしかないので、近頃は本当に気が楽だ。心療内科の予約も一か月前にすっ飛ばしてから連絡もしていないし、薬も飲んでいない。

ジェーン・スのおすすめしていた伊藤亜和「存在の耐えられない愛おしさ」を読んでいる。面白い。ジェーン・スーがおすすめしていたのも頷ける。

私の悪い癖の一つは、なにかとすぐに笑ってしまうところだ。後から振り返るとめっちゃ気持ち悪いなと思うし、直ぐに愛想笑いをしてしまうので人になめられやすい。この前も、とあるライブ会場にて見知らぬおばちゃんに信じられないくらい舐められて、しまいには自分の息子扱いされてしまった。悔しい。癇癪の一つでも起こせばよかったと後悔している。今思い返しても嫌な感じするなあのおばちゃん。

伊藤亜和のエッセイは、著者のそういう負けざまも冷ややかに、ユーモラスに描かれているところがいいなと思った。

笑う自分も客観的に見つめる視点が自分の最終防衛ラインなのだ。結果が後退して動機と反省が立ち上がる、耐えられなくなったときに帰る場所である。

ダイアンの津田が、キレ芸を披露する瞬間を切り抜いたショート動画を見るのが好きだ。とにかく声がでかくておもろい。

少し前のチェンソーマンの、デンジがアサに
「お前・・・!いきなりタマ蹴ったり優しくなったり・・・!意味わかんねえんだよ! 」
とブチギレるシーンが好きだった。

凄みを持ってキレられるとびびる。しかし相手を威圧するのではなく、自分に対する扱いが不当であるとでかい声でキレられる人間はめちゃくちゃ面白いし魅力的だと思う。

たまには愛想笑いする代わりにブチギレてやるのもいいかもしれないと思う。






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