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ライ組部活コラボ(写真部)

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ライター組合部活コラボ企画。メディアカウンセラーおかちんが写真から感じたことを、そのまま文章にしてお届けします。
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2020年11月の記事一覧

【#74】日常の中にある非日常。

朝起きて、歯磨きして、身支度した後、ヘッドホンを装着し、家を出て会社に向かう。 会社に向かう道中、SNSをチェックしながら、関心の輪だとわかっていながら、「おはよう」ツイートや世間を賑やかせているニュースに批評や感想しているものを見て、「♡」マークをタップする。 自分が降りるバス停が近づいてきて、乗り過ごさないように、ICカードを取り出し、リュックを背負い、停車ボタンを押す。 バス停を降りてから、いつもお気に入りの曲を再生して、早歩きで会社に向かう。 その曲が終わるこ

【#73】クリスマスが今年もやってくる。

クリスマスは来月だというのに、街中はすでにクリスマス色でいっぱいになっている。 先日新書を物色したくて、近くのショッピングモールに行ったら、BGMはクリスマスソング、すれ違う人々はカップルか家族ばかりだった。 人混みをあまり好まないのだが、いつもの1.5倍はいるのかってぐらい、お店は賑わっていた。 ファッションについてはあまりこだわりがないため、ほとんどの服がユニクロ。 唯一、グレーのパーカーだけ、ハワイに行った時に現地のショップで買った。 スヌーピーが肌が焼けて、小麦

【#72】お風呂で和みすぎて出られない話

「ふぅ〜いい湯だな。ハハッ。」 来年の1月で26歳を迎える僕ですが、割とお風呂タイムは重要視していて、多分入り方や動作がおじさんっぽい。 近所迷惑になっているかなって思いながら、湯船に浸かって、鼻歌や時には普通に歌を歌っていたりする。 最近は本を持ち込んで、読書する人もいるみたい。 僕は絶対、お風呂にそういうものを持ち込んだら最後。必ずびちょびちょになって、次の瞬間に使えないものになる。 とは言いつつ、スマホは持ち込んでいて、YouTubeを見たり、何となくその日一

【#71】高みを目指して歩き続ける

おそらく東京スカイツリー。 広島県民なので、いまいちあっているのかよくわからない。 確か東京スカイツリーは634mあって、テレビ局が新たな電波塔を建てるために共同プロジェクトで建設したとかなんとか。 数年前、一度だけ展望台に上がったことがある。 写真を撮るのが好きなので、その時の数枚撮っていた。 これはその中の一枚。 さて、ここからが本題。 僕の人生は、トップ写真(1枚目)の景色であることが多い。 つまり、いつもチャレンジャいることが多いってこと。 ラジオ番

【#67】もうすぐ冬がやってくる

生命は終わりがあるから美しい。 秋風が肌に当たって心地よい季節から、いつの間にか朝晩が寒い季節になりました。 今の季節はとにかく眠たい。そして、布団やベットから出ることが億劫になる季節でもあります。 木も花も春夏と「自分はここにいるよ」とアピールするかのように、色鮮やかに自分を彩ります。 秋になると、その葉や花をまるでこのまま無くなるのは寂しい、悲しいと思わせるような姿・形となり、僕たちの第六感に語りかけてきます。 先が見通せない、新型コロナウイルス感染症の影響で、

【#68】晩酌しながら親切について考えてみた

先日健康診断が終わって職場に向かっている途中、今にも道路で倒れるのではないかと思ってしまう初老の男性を見つけた。 ハットを被り、身なりもしっかりしていたので、時間帯も朝帰りにしては遅い時間。 酔っぱらいではないと思ったら、なんだか気になってしまって、声をかけた。 「大丈夫ですか?」 話を聞くと、いきつけの病院に向かう途中らしい。「どうも、足がね…」と言っていたが、それにしては息が荒い。 押しボタン式の信号機を渡ろうとしていたため、せめて渡り切るまでは見守ろうと思った矢

【#69】秋の祭りのお話

紅葉を見ていると、春や夏とは違う落ち着いた色が散りばめられている。 春の代表格の桜は散ると、寂しかったり終わりのイメージが大きいものの、秋の紅葉は落ちていても味わい深いものがある。 子どもの頃は近くの公園とかで、焼き芋がやりたくて、どうやって火をつけようか模索している時期があったような気がする。 ライター落ちていないかなとか、木々をこすり合わせて火を起こせないかなって。 そうしていると、秋にはお祭りがあったりして、近くの神社で餅まき、お菓子まきに執念を燃やしていたよう

【#70】おだてる天才?

僕は物欲については割と淡泊な方なのかもしれない。 よく芸能人がトーク番組で、思い出の品で集めていたフィギュアやこだわり品を出しているのを見たりするが、僕はたぶんその辺がない。 昔はよくご当時のキーホルダーとか買っていたが、今自宅の自室を見る限り、そういうものがない。割と機能を失うと、売ったり捨てたり、断捨離するのは得意なのかもしれない。 たぶん当時の僕は、キーホルダーがほしかったわけではなく、キーホルダーがもっている鍵を落とした際に、音が鳴ったり、落としたことを知らせて