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2歳・寝かしつけメモ

これは、2歳の息子の寝かしつけメモである。何のためって、数年後に読み返して自分がニヤニヤするためだ。

理想としている就寝時間は20:30
そのためには20時には布団に入りたいのだけど、なんだかんだしているとどうしても21:00になってしまう。
色々な片付けや保育園の準備を明日の私に丸投げしてしまえばいいのだけど、それが毎日になると流石に明日の私からクレームがくるので今のところは最低限の事だけはしてから寝るようにしている。

21:00前後
「あっ!大変!もう9時だ!」と言うと、2歳息子は手首をトントンとして腕時計を叩く真似をし「くじ!とけい!」と言う。
「そうだね、急いで寝ないとね」と声をかける。

すると、真っ直ぐ布団に向かうと思いきや、まずはミニカー用のおもちゃ箱を漁る。添い寝するミニカーを厳選するのだ。

少し前までは持ちきれない量を布団に運び、寝返りのたびに頭にゴツゴツ当たるのでなかなか寝付けず、かといって勝手に布団からミニカーを排除することは許されない状態だった。
今はなんとか両手で収まる2、3台に絞れるようになってきた。

添い寝するミニカーはその時の気分で変わるが、だいたいこの辺りでほぼ固定している。

一番奥のコベルコクレーンの車輌はクレーンが長く伸びるしそもそも本体が大きいので、ねんねのお供としてはどうなの...と思うのだけど、かなり気に入っているのか昼寝の時も持ってくることが多い。
手前のオレンジは日立のダンプカー。ダンプカーはこの他にもあるのだけど、必ずこの日立が良いらしい。
真ん中の救急車は、実は同じものが2台ある。なので、両手に救急車で仁王立ちしている時もあるので笑ってしまう。いいよ、救急車好きだもんね

手前はパトカーと白バイ。
パトカーはドアが開くタイプの方がお気に入りで、誤って開かない方を持ってくると少し不満そうに「(あ)かないなぁ、コレ、かないなぁ」とイジイジしている。取りに戻るという選択肢はないのね

ようやくその日の添い寝カーが決まると、満足そうに布団に向かうが、自分の布団ではなく当然のように私の布団にゴロンと横になる。

部屋の電気を夜光灯にし(真っ暗は嫌がる)、アレクサにオルゴールを小さな音でかけるようお願いする。

それから私も横になると、まずは「これは?」が始まる。
ミニカーの何らかの部位を聞いてくるところから始まり、顔や身体のパーツ、部屋のドアや壁や天井、目に入る全てのものを指差し「こぇゎ?」と聞いてくる。

特に、このクレーンの付け根の...丸いグレーの部品が気になるようで、毎晩何回も何回も聞かれる。
適当なことを言うと納得しないので、
「うーん、クレーンの伸ばすとこを留めるためのボルトみたいなパーツかなー?でもわからない。ママにはわからないよ」
と毎回素直にわからないと答える。
わからないものは仕方ないとばかりに
「ゎかんない......」とやや不満そうではあるもののそれ以上の追求は諦めてくれる。(ただし数分後に同じ事を聞かれる)

スムーズな日はその後、持ち込んだミニカーの検品を始め、そのままいつの間にか寝ている。
これはかなり楽なパターン。

検品作業に入らない時は、オリジナルの子守り歌と胸のあたりをトントンと軽く叩く。
叩く位置を間違えると、そっと私の手を移動させて正してくれる。

その後、モゾモゾと私のパジャマの袖口に手を差し込み、私の肘の皮を触り始める。
これは生後2ヶ月くらいには早くも見られた行動で、眠くなると私の肘の皮をこねくり回す。
よくよく思い出すと、お腹の中にいる時も、常にへその緒を触っていた。

子守唄を2周くらいしてから歌うのをやめてトントンのペースを段々ゆっくりにしていき、適当なとこで止めると、肘を触る手が止まる。そのまま10分ほど経って呼吸が静かになったらねんね成功。

それでも寝ない時は、一旦この流れをリセットして起き上がり、息子の足の裏をマッサージする。片足ずつ手で包み込んで少し強めに揉む。
指の先を逸らすようにしてから土踏まずを親指で強く押し、そのまま滑らせてまた指を揉み、踵を親指で押してから足全体を上に向けたり下に向けたり。最後は足首と爪先を持ってグルグル足先を回す。
これを両足すると、あっという間に足先がポカポカして目がトロンとしてくる。
そっと足を下ろしてから、ふくらはぎと膝の裏を暖めるように両手で包む。ふくらはぎの下に手を入れて温めながら少しさすると、身体全体が上下に動く。この動きを最初は速く、だんだんゆっくりになるようにしていくともうほぼ寝落ち寸前。

後はまた横になって、静かに呼吸が整うのを見ていればいい。

ここまで、早い時は5分、マッサージをしても寝ない時もあるので1時間かかる場合もある。

寝ない時はまた子守唄あたりからリピートとなる。

寝かしつけせず寝るのは、そのうちできるようになると思うし、今はこの布団の中でのコミュニケーションを楽しんでいます。
正直しんどい時もあるけど、数年後の私はやりたくても出来ないわけだし、ここに記録して幸せな記憶を反芻しようと思います。

今日はスムーズに寝てくれるかな

2年後、4歳の寝かしつけ記録

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