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リードクッキングペーパー

昨年の春から夏にかけて
マスクが店頭から消えたとき。
使用済みのマスクから、ゴムひも
がついている端の部分だけを切り
取り、手製のマスクを作っていた。
そのとき買ったのがリードクッキ
ングペーパー。
その他のキッチンタオルは売り切れ
ていたが、これだけ残っていた。
それは若干値段が高いからかなと
思っていた。
(破れやすい、ということに気づく
 のは使い始めてから)
つけ心地は悪くなかったが、とに
かく破れやすかった。

そのうちマスクが出回るようになり、
マスクは作らなくなった。
残ったリードクッキングペーパー。
と、両面テープたち。
両面テープはそれほど邪魔になら
ないが、リードクッキングペーパー
は場所を取る。
何に使うのだ。
死蔵品。

が、状況が変わった。
今まで魚なんて捌こうなどと思いも
しなかった。
まるごと焼くか、切り身を買うか。

どういう風の吹き回しか、
最近はハラワタを取ったり、
開きにしたり。

水切りという役目ができたのだ。
とにかくよく水を吸う。
やわらかくて使いやすい。
破れやすいことなどどうでもよい。

補充のことを気にするようになる
とは、思いもしなかった。

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