【レシピ】高級柑橘の贅沢なコンフィチュール
前書き
2020/4/18
コロナの影響が著しく表面化。
食材のロスをどうするか。
この騒ぎが落ち着いたときのために、この時間をどう使うか。
コックさんたちも毎日頭を悩ませてます。
今回は保存食レシピをご紹介します!
柑橘のコンフィチュール
フルーツの値段も結構なもの。
ストックしてあった柑橘類も、どうせ加工するなら早い方が◎
ということで、先輩コックさんにご教授いただきながら作ってみました。
とってもシンプルなレシピですので、おうち時間によろしければ。
早速いってみよー!
材料
柑橘 あるだけ
砂糖 柑橘の果肉とジュース1/2〜1/3量
レモン 1個(お好みで量は調節してください)
※今回使用した柑橘は『せとか』『清美』ですが、種類はどんな柑橘でも代用可能です。
※砂糖はお好みのものを。量は柑橘の甘さも考慮してお好みで。
作り方
①柑橘の外の皮を包丁で剥きましょう
白いところは苦くなるのでなるべく入れない方が吉です。
②カルチェカットで果肉と果汁だけボウルに移します。
ご家庭で作る場合、舌触りが気にならない方orめんどくさい方はザク切りでok。
③残った果肉からジュースを搾り取りましょう。
材料は余すとこなく。
果肉とジュースの総量を計り、砂糖を準備してください。
④鍋に移して中火にかけたら砂糖を入れてください。
砂糖の量は基本的には1/2程度がいいそうですが、今回使った柑橘は非常に糖度の高い柑橘なので、約1/3量に留めました。
ちなみに写真の量は果肉とジュースで1900g。砂糖はグラニュー糖600gです。
⑤レモンを搾り入れ、弱火で20分コトコト煮詰めます。
レモンは最初から入れたほうが良いらしいです。
タイミングは好みなので、レモンのフレッシュ感を残したければ煮詰め作業の最後に入れて軽く火入れしましょう。
アクが出てくるので、その都度レードルで取り除いてください。
混ぜすぎると果肉が潰れて綺麗に仕上がらないこともあります。ここは丁寧に。
⑥あら熱が取れたら完成です。
冷蔵、または冷凍で保存します。
冷蔵の場合は煮沸した瓶や清潔な容器に入れて保存してください。
冷凍の場合は出来るだけ真空状態にして保存してください。
後書き
今回のレシピは先輩のコックさんにご教授頂きました。
先輩コックさんの調理スタイルは、食材の状態をよく見ることを重視しています。
『〇〇℃のオーブンで〇〇分』『どれくらいの火加減で〇〇分』という表現はあまりしない方です。
作る量や材料の質によって、料理の方法は変わってきますよね。
食材の様子を、そのときどきの工程において、味、香り、色あいや触った感覚を頼りに、ときにはレシピに縛られない判断ができるということも、立派な料理スキルだなぁと勉強になった春の日でした。
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