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ZABADAK

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okaが書いたZabadakの記事をまとめています。
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#上野洋子

【名盤探訪001】遠い音楽 / Zabadak(1990)

『遠い音楽』はZabadakのアルバム。 アルバムの特徴「全曲がイギリスのリアル・ワールド・スタジオでミックスされた。」ことでZabadakの民族音楽の影響がより増した1枚です。 当時としては非常に珍しくヨーロッパの民族音楽や音色の影響を色濃く残しつつ、当時騒がれていた環境問題にも言及したメッセージ性も強いです。全曲が色濃く名曲に彩られており、間違いなく後世に残したいと思います。 全曲解説満ち潮の夜 イントロからサビのフレーズまでインパクトの強さがありながら、冷静な歌い

蝶 / ZABADAK(1987)

蝶はZABADAKの楽曲で、アルバム『Welcome To Zabadak』に収録されている。 ニューウェーブと不思議な音楽の狭間蝶は印象深い楽曲ですが、もともとZabadak自体がCM音楽をやっていることもあり、武田漢方胃腸薬のCMで使われていた楽曲だそうです。 蝶の不思議さを楽曲で見事に体現した名曲であると思います。ちなみにこの曲の洋題は「ZEPHILUS」だそうです。 アルバム『Welceom To Zabadak』楽曲リストZabadakの衝撃を覚えるには十分すぎ

桜 / ZABADAK (1993)

桜はZABADAKが1993年に発表した楽曲およびアルバムです。 郷愁の春桜という楽曲は世の中にたくさんあって、別れの時期などを想起させるものが多く、よって卒業のイメージも多くある。 ZABADAKの桜は見出し通りに、「郷愁の春」と思い浮かべる不思議な楽曲だと感じる。少なくても、別れというイメージではなく、思い出深い桜の地に降り立ったような、そのような感じがある。 桜という楽曲はあまりに美しく、じっと聴いているとその景色に感動して立ち尽くしてしまうような、そのような感覚