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2000年代紹介楽曲

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2000年代でokaが紹介した楽曲です。
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記事一覧

盗人 -Nusubito- The Thief / 未知瑠(2009)

盗人 -Nusubito- The Thiefは未知瑠の楽曲で、アルバム『World’s End Village- 世界の果ての村 -』に収録されている。 新宿のタワーレコードで偶然試聴こちらのアルバムが発売された当初、偶然にも新宿のタワーレコードの10階にある新しい音楽や実験音楽などが置いてあるコーナーでたまたま聴きました。その時はなかなか衝撃があって、手にとって購入にいたりました。 幻想浮遊系音楽ブームの疲れ当時は見出しのように思っていたので、そういう毛色とは一線を画

【名盤探訪006】Train of Thought / Dream Theater(2003)

『Train of Thought』はDream Theaterのアルバム。 アルバムの特徴Dream Theaterの中でもとりわけ暗く、重たいアルバムです。タイトルも「考えとなる道筋」とテーマとしても重ためです。7枚目のアルバムのため入っている楽曲は7曲です。2021年には公式ブートレグでインストゥルメンタル版もリリースされています。 楽曲リスト1 As I Am 2 This Dying Soul 3 Endless Sacrifice 4 Honor Thy Fa

Cassis / the GazettE(2006)

Cassisはthe GazettEの楽曲でシングル、アルバム『NIL』に収録されている。 これぞ純ヴィジュアル系バラード!この曲はthe GazettEのダークなイメージを生かしつつ、強い気持ちを伝えるボーカルの流鬼さんの声色の使い方を魅力的に活用していて、魅力的なバラードとなっています。カラオケでもよくほかのルームから聞こえてきて、根強い人気を感じます。演奏や展開も飽きの来ない構成で、聴きやすさが秀でていると思います。The GazettEの中でもかなり人気の高い楽曲で

ORANGE / JELLY→(2005)

ORANGEはJELLY→の楽曲でシングル、アルバム『CAPE OF GOOD HOPE』に収録されている。 潰れてもかすれても朝だけ追い越したJELLY→のロック路線に金字塔のような楽曲で、ただひたすらにかっこいいですね。ORANGEはたぶん朝焼けのORANGEでしょうか。アルバムにはMORNING GROWという曲もあります。 やはりJELLY→の楽曲はロックであるべきだと思います アルバム『CAPE OF GOOD HOPE』楽曲リストタイトルは「喜望峰」という意味

NOCTURNE No.9 / 布袋寅泰(2003)

NOCTURNE No.9は布袋寅泰の楽曲で、アルバム『DOBERMAN』に収録されている。 メロディアスなギターサウンドが響く1曲実はこの曲はベストアルバムから入りましたが、ギターサウンドがとにかく好みでかっこいいですね。ボーカルの重ね方もとても好きです。こういう曲好きなんだね、と思われそうです。ほかの有名な楽曲と違って同じフレーズをとても繰り返すところがないのもある意味特徴なのかも知れません。 アルバム『DOBERMAN』楽曲リスト実は聴いたことがありませんが、曲名を

鏡の森 / Zabadak(2001)

鏡の森はZabadakの楽曲で、アルバム『ブリザード・ミュージック』に収録されている。 劇伴曲で優秀なプログレ鏡の森は本当に優れた1曲で、いざなわれる感じもしますし、1曲聴いた後の爽快感もたまりませんし、本当に素晴らしい1曲だと思います。 長尺ではありますが、聴き飽きる箇所もなく緊張と緩和を繰り広げるようなものです。 劇伴曲と書いたのは、ブリザードミュージックというキャラメルボックスがやっていた劇に書き下ろした1曲ですが、それを抜きにしても素晴らしいですね。 アルバム『ブ

Vortex / Dj Fade(2000)

VortexはDj Fadeの楽曲。シングル『Believe In Me / Vortex (feat. Kelly)』に収録されている。 ハピコアの王道にしてアンセムにして名曲ハッピーハードコアという音楽ジャンルを聴かなくなって久しいですが、この曲は音の緩急で盛り上げていく1曲だと思います。メロディアスですが、一番盛り上がるところでキックがなくなり、ブレイクさせていくような流れは王道にしてアンセムにして名曲だと思います。 シングル『Believe In Me / Vor

調和~Harmonia~ / 志方あきこ(2009)

調和~Harmonia~は志方あきこの楽曲で、アルバム『Harmonia』に収録されている。 アルバムの最後に向かうための1曲このアルバムには様々な楽曲が入っている中で、調和という小曲がいくつか入っています。この楽曲はその中でもフルの1曲となっており、アルバムの最後に向かうための1曲となっています。志方あきこさんのコーラスワークが楽しめるとともに、リコーダーやバイオリンなどのサウンドが自然を彩るような雰囲気がとても良いです。 アルバム『Harmonia』楽曲リスト楽曲数は

朔 -saku- / DIR EN GREY(2005)

朔 -saku-はDIR EN GREYの楽曲でシングル、アルバム『Withering to Death.』に収録されている。 兄が好きなDIR EN GREYという印象が強かったのですが、Wikipediaに次の記述があります。 ここから知って、いろいろと追っていきました。DIR EN GREYの激しい側面と、美しい側面が両方感じられ、一貫した彼らのコンセプトを覚えることができます。 ちなみにPVは埋め込みをすることができません。次より参照してください。 1曲目がM

トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く / 筋肉少女帯(2007)

トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜くは筋肉少女帯の楽曲で、アルバム『新人』に収録されている。 復活後のハイライト曲アルバム『新人』には筋肉少女帯復活後でさまざまな曲がありますが、この曲は橘高文彦さん作曲のポップなメタル路線の楽曲です。大槻ケンヂさんの歌詞の終末感と、明るい雰囲気が終末的なサブカルの新しい未来を見出しているようで素晴らしい1曲です。 アルバム『新人』楽曲リスト本当にさまざまな楽曲が追加されていて面白いアルバムになっていると思います。 1 Period

ZERO LANDMINE / N.M.L(2001)

ZERO LANDMINEはN.M.L.の楽曲で、シングル。 坂本龍一メインのチャリティー楽曲曲名どおり、地雷についての楽曲で、このCDの売り上げは地雷撤去に使用されたようです。この曲に対するコメントはまだウェブページ上に残っています。前半は地雷に悩まされている国の民族音楽を中心に、後半はコーラスを中心に構成されています。 参加アーティスト楽曲全体 高橋幸宏(ドラムス) スティーヴ・ジャンセン (ドラムス) 細野晴臣(ベース) 坂本龍一(キーボード、ピアノ) 日本国外

鮫 / 天野月子(2004)

鮫は天野月子の楽曲でシングル、アルバム『鮫』に収録されている。 天野月子のハードな1曲天野月子さんは椎名林檎さんや矢井田瞳さんと並んで女性ロックシンガーとして話題を呼んでいましたが、彼女は女性の狂気じみた側面を様々なロックのパターンで歌った方でした。 鮫はその代表的な1曲ですが、BPMもドラムも激しく、鮫のイメージにぴったりです。 歌詞女性の狂気的な愛情と、詩的な表現が相まって新しい感覚を生み出していると思います。すべての歌詞は次より見ることができます。 アルバム『天龍

ALL STAR / Jelly→(2003)

ALL STARはJelly→の楽曲で、アルバム『KISS MY WAY』に収録されている。 人生の応援歌としてこの曲は本当に大好きで、自分の人生の応援歌として若いころによく聴いておりました。歌詞が本当にかっこよく、青春(?)の1曲として間違いなくこれはあげられます。アルバムではリード曲で、パンクロックバンドとしてのJelly→から、ロックバンドになったことを証左する1曲ですね。 歌詞次のフレーズが大好きでたまりません。どうやったらこんなにかっこいい歌詞が書けるのだろうか

エイリアンズ / KIRINJI(2000)

エイリアンズはKIRINJIの楽曲でシングル、アルバム『3』に収録されている。 シティポップの最高の形KIRINJIというバンドはあまり詳しくありませんでしたが、ZABADAKのサポートドラマーでよく参加されている楠均さんがバンドに加入していたこともあり、この楽曲を聴いてみて知ることができました。 この曲は例えば、BTSのメンバーのプレイリストに入っていたり、唯一無二として紹介されたりするなど、2000年のリリース当初よりは2010年代後半より評判が上がっていった印象があ