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深呼吸をするには、それに適した村がある/ミニガイドbook「たからのやまたかやま」

結構前の発行になりますが、中之条町のお隣、群馬県高山村のミニガイドbook「たからのやまたかやま」がリニューアルしました。僕は取材とデザインを担当しています(ディレクションは高山村で移住定住コーディネーターも務める飯塚咲季さん、写真は高山村を拠点とするフォトグラファーの丸山えりさん、イラストは高山村で暮らしたこともある根井美智さん)。

以前発行されたものが好評だったようで、在庫がなくなり増刷。であればせっかくだから更新しようと、以前の発行以後にオープンした「たかやま未来センター さとのわ」(ピザやジェラートが美味しい。wifi完備のコワーキングスペース利用はなんと無料)などの情報を更新。

さらに、高山村のたからは他になんだということで、家に隣接した畑で採れる野菜を昔ながらの料理として出してくれる「農家民宿亀久保ゆっこ」や、一軒貸しの「くまさんのおうち」という民泊施設。そして、高山村の人は昔から食べている炭酸まんじゅう(ひまわりグループ)、酒まんじゅう(いしずえグループ)を取材しました。

取材した中の1つ、尻高地域で土日限定、道に赤い旗が出ている時だけ営業している酒まんじゅうは、前日夜から仕込みをはじめ、時期の温度や湿度をみながら長年の経験で1つ1つ丁寧に作り上げる芸術品でした。その手間を値段に反映させたら5倍にはなってしまう・・・まさにおたから、感謝の思いなくして食べられません。

高山村は、仕事で関わるまでは失礼にも通り道にある村、という意識だったけど、今は村の若者たちも新たに店を始めたり、協力して生きていくために会社を興したりして頑張っています。そしてなにより野菜や空気や水が美味しい。まさにたからのやま、深呼吸に適した村だと思います。

「たからのやまたかやま」はさとのわなどで手にすることが出来ます。ぜひ、これを片手にゆっくり高山村を散策してみてください。

instagram #たからのやまたかやま


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