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超速習はおすすめしません

こんにちは、お久しぶりです、おじゅんです。
今回はタイトルにある通り超速習について書いていきます。短期合格向けのnote書いたのにこんなこと書くのかって?まぁそれは一旦置いておきましょう。

さて、超速習はお勧めしないとでかでかと書きましたが、これは正しくは入学時に超速習を選ぶのはおすすめしないという話です。僕のように途中から切り替える場合は少し話が変わりますが、とりあえず入学時から超速習で入ることについてメリットデメリットを挙げていこうかなと思います。

<メリット>

デメリットを強調する時にはメリットから書くらしいですね。メリットから書いていきます笑

超速習の1番のメリットは短答式試験の試行回数が増えることでしょう。速習コースは基本的に5-8合格を目標に掲げますが、超速習は12-8を狙います。5-8の合格率は20~25%と言われている(諸説あります)のに対し、12-8は50%前後あるという事実も踏まえると、12月に受かってしっかりと論文対策ができる超速習は優位のように見えます。
また、これはほかのnoteでも書いたことがありますが講義受講期が必然的に短期間になるため知識の紐付けがやりやすいです。これは短ければ短いほど繋げやすい一方、知識の正確性が欠けていくというトレードオフの関係にあります。

<デメリット>

さて、本題です。超速習のデメリットとは?

1つ出ましたね、知識の正確性の欠如が起こりやすい。速習と超速習で比べますが、速習は週4~5コマペースで進行する(入学時期によって変動します)一方、超速習は6~8コマペースになります。入る前だと想像がつきにくいとは思いますが、速習でも十分に大変です。ほかのnoteでもちょくちょく書いている復習の鉄則を守っていれば、週6~8がどれだけ大変かは語るまでもないでしょう。

ただ、これではデメリットとして弱いです。大変だなんだっていったってそもそもこの試験が大変だってことくらいは入る時に知識としては知っているでしょう。ほとんどの人は参入時に難易度や大変さを舐めて参入してると思ってますが。笑

というのも、大学入学時に学習意欲がある学生が1年経つのを待つ前に堕落生活に陥るように、人は自分の実力を過大評価しつつ敵を過小評価しがちです。"大学にモチベが高かったあの頃"を懐かしく思う人も多いのではないでしょうか。

ここが最も危険な点なのですが、1年?2年?そのくらいは頑張れると思って入る人がほとんどだと思われるこの試験は、最初に自分を過大評価しがちなんです。そのくらいの期間ならサボらないよと。
現実を見ましょう。これは非常に統計的でないデータですが、僕の知り合いの、特に2年スタンダードコースで学習しているひとは1度挫折経験があることが非常に多い(体感7割↑)です。3ヶ月サボっちゃったならまだ可愛い、半年なんて人も。でも、2年スタンダードなら取り返しが効くことが多いです。講義進度が緩めであることに起因します。

それに対して速習、ましてや超速習。週たくさんのコマを消化する必要があるこれらのコースは、1週間、2週間サボるだけで標準日程表に圧倒的に置き去られます。これを挽回するのは非常に困難です。それで焦って1日2コマ3コマ見だす。追いつこう追いつこうとして復習を疎かにする。後で見返してほとんど覚えてない。直近短答をあきらめる。基礎がないので講義受け直しになる。次の短答までギリギリに...
これは仮定に留まる話ではないでしょう。隠れているだけでこうなった人が何人いるんだろうか。
ここでポイントなんですが、今はサボることを前提にしていましたが体調不良でも同様のことが起きます。コロナにかかったら1週間は飛ぶでしょう。超速習なら1週間で多くて8コマの負債が貯まります。

ここまで書けば流石に伝わったと思いますが、超速習は危険すぎるんです。Twitterを見てれば成功例が沢山出てくると思います。自分の知り合いの超速習の方は真面目で優秀な方が多いです。なぜかって?ついていけない人は消えたからです。

というわけで、入学時から超速習で入学するのは本当におすすめしないよ、本当に超速習でやりたいなら講師相談くらいはしようね、って話でした。

予定より長くなりましたが、ここまでお読みくださった方はありがとうございました。

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