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Web問題集を使いこなそう!(CPA生向け)

こんにちは、おじゅんです。今回は会計士KOさんが開発してくださったWeb問題集の有効的な使い方について話していこうと思います!

Web問題集は今年リリースされたサイト(?)で、CPAの理論科目の短答対策問題集の問題が収録されています。僕は短答式本試験に向けて、基本的に理論の問題演習は紙のテキストを使わず、ほぼWeb問題集を使用しました。個人的にはすごくおすすめしていきたいものなので、基本的な使い方や仕様のメリットデメリット、注意点やこうなったらいいな〜という希望まで、つらつらと書いていきたいと思います!

1.基本的な使い方

まずは基本的な仕様から。

ログインするとこのような画面になります。
①カテゴリ
②重要度
③その他オプション
の3つの欄があり、自分で出題される問題をカスタマイズすることができます。

①のカテゴリでは科目の横にある▶を押下すると章ごとや節ごとまで細分化して指定することができます。講義の復習として使う際は講義で進んだところまで細かく指定したり、答練前ならその範囲のみを指定することが出来るので、自分が解きたい範囲を指定して使用します。直前期なら全範囲にしても🙆🏻

②の重要度では、短答対策問題集の実際の重要度ランクづけに基づいて付される重要度によって出題範囲を絞ることができます。自分は基本的にCを解かない対策をしてたのでABのみに絞って回転をしていました。

③のその他のオプションでは、様々な機能があり使い分けることによってオリジナルの回転教材になります!

こんな感じになってます。特に有用なものをピックアップして紹介します!

1番上のランダム出題は、Web問題集の1番の強みだと思います。紙の問題集だとなかなかランダムに出題は難しく問題を順番で覚えてしまいがちですが、この機能によってそれを防ぐことができます!

2番目にある前回間違えた問題は、僕も愛用していました。1回全ての問題を回転させた後に間違えたもののみを復習できたり、全問正解するまで回転させたりと、様々な使い方ができます!有効に活用するのがオススメです!

3つめは直近○回間違えた問題ですが、これは前回間違えた問題の応用バージョンで、ある程度回転が進んだ際に間違えやすい問題を絞ることができます!前回間違えて今回正答した問題でも、また間違えるかもしれないってのがあるので、それの確認のために非常に有用です!

2.Web問題集のメリット・デメリット

もちろん、このWeb問題集、メリットもデメリット共に存在します。それについて少し話そうと思います。

・メリット
もう既に基本的な仕様のところで触れましたが、ランダム出題+間違い管理のしやすさが1番のメリットだと思っています。紙のテキストはランダム出題が厳しいのはもちろんのこと、いちいち解いた後に正誤をメモしていかないと管理できない一方で、Web問題集なら勝手に記録してくれるので、その手間が省けます!

また、スマホなどで気軽にできるので移動時間を有効活用することが出来るのも大きなメリットです!朝の通勤電車でもスマホひとつで勉強できるのでとても重宝していました。

更に、正答率が出ることもメリットとして挙げられるでしょう。回転が進み正答率が上がってくると自分の成長も感じられてモチベーションにも繋がると思います!

・デメリット
デメリットにも触れないと誠実ではないのでいくつかデメリットも話します。
まず、単純作業化しやすい点が挙げられます。これは紙にしてもそういう部分はあるんですが、ポチポチで進められるWeb問題集は使い方によっては簡単に誤答を軽視してしまったり、正誤のみを気にしてしまうなんてことになりやすいです。これはWeb問題集を使用する上で特に気をつけなければならない点ですが、対策として頭の中で理由を説明しながら解くことや、終了後に間違えた問題はテキストに都度戻ると言ったことが挙げられると思います。

次に、メリットにも挙げた正答率が出るという点です。使ったことがある人はわかるかもしれませんが、自分が現在間違えた問題の数が表示されるため、正答率にこだわりすぎると過度な緊張や正誤の理由の軽視に繋がります。正答率にこだわってやる回転があってもいいと思いますが、ベースに自分の間違いと向き合う姿勢が求められます!



3.参考:使い方例

参考までに、僕の使い方を少しご紹介します。

まず、理論の講義後直ぐに講義該当箇所のABのみを1周させ、その後次の講義の受講前にももう1周することを徹底していました。
短答対策問題集は4~5周できるといいと思っているのですが、最初の2周は講義受講の時にコツコツと進めていくイメージです!
間違えた問題はテキストに戻ることを徹底し、知識の土台を固めることを目指します。

次に、講義が少し前に終わった講義、つまり答練を控えた範囲の復習です。基本的に僕は範囲を絞りABのみにして、200問ランダムを1セットとして回転していました。
正答率は90%を超えることを目安にし、間違えやすいところや理解が浅い分野を探していくイメージで使用していました。
この段階で起こる誤答に拘っておくと、直前期にくだらないミスをする可能性を削れると思います!

最後に、直前期です。直前期は様々な回転を使い分けていました。テキストごとに総回転(500問くらい)をしたり、科目毎に全問回転をすることもある一方、100~200問ずつ解いたりしていました。
前者の回転の目的は網羅的な知識の再確認で、後者はなるべく毎日触れることで知識の抜けを抑えることが目的です。
この時期の回転は間違えた問題のみに絞ることが時間の制約を考えても非常に有効なので、積極的に使うといいと思います!また、ブックマーク機能を使用して定期的に見ておきたい問題だけを回転させるのも有用です🙆🏻


4.欲しい機能
せっかくなのでちょっとだけ、あったらいいなって機能について呟きます笑
とは言っても一つだけなんですが、過去問のみに絞る機能があったらな〜とずっと思ってました。管理の原価計算基準などは特に過去問の焼き直しが多いので、過去問のみをピックアップした復習が可能になれば更に有意性が増すんじゃないかなと思ってます!

今回はここまでにしておきます!Web問題集について勝手に紹介させていただきましたが、理論の回転を比較的楽にすることが出来たのは間違いなくこれがあったからなので非常に感謝しています!
ぜひこれを読んで学習の参考にしていただければと思います!
年内のnoteはこれが最後になりそうです。皆さん今年もありがとうございました!良いお年を!

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