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おじさん小学生の読書メモ15回目

「スピノザの世界」とマルクスの参考書をちょっと読んだ。

スピノザの「永遠の相」に感化されて、なんかちょっと閃いた。「因果関係と時系列を認知できる脳は一部である」ということ。

これと聞きかじった「強烈なイメージを脳は現実と区別しない」という性質を応用することで、何か自分を常に理想的な精神状態にできるのではないか?という気持ちになっている。

「私は今、最高に良い気分である」と、「最高の気分になっている自分を想像している今」との間に、生化学的な差異はどれくらいあるだろう?もっと抽象化すると「気分を想像する」時の「気分」とは、想像されたものと区別されるのか?

ということを試すために、今日1日はずっと最高の気分で過ごしている(やった〜)

マルクスの参考書にあったのは「食卓協働態」という言葉だった。

欠乏は、人間にとって最大の富である他の人間を、欲求として感じさせる受動的な紐帯である

その「最大の富」と生きる糧を共にもたらすものとしての「食卓協働態」というのは、コミュニティの理想形に近い気がしつつ、あまりに理想化されすぎている気もする。

これは単に自分が目指している方向を強化するものであるように思える。外貨を獲得しそれを分ける共同体(字が違うのは意図的に)を維持することが、(一般社会とは違う)社会的な動物としての己の欲望を満たす。

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