おじさん小学生の読書メモ0回目
ようやく読書に本腰を入れられる環境が整ってきた一方で、その成果をアウトプットとして残すことの重要性から目を背けられなくなってきた。
絵本についてはフォーマットがはっきりしているし、何よりすぐに読み終わる。活字については、また違うやり方で記録を残したい。
一冊の本には書いてない
自分の興味が網羅されている本が一冊あるわけではないし、連想や関連に基づいて多くの書籍に触れる必要がある以上、毎回完結するアウトプットにはなりえない。
そしてそれは何かの過程であったとしても、直線的ではない。ほとんど地図のようなもの、可能なら測量に近い正確さを持ったものを作って遊びたい。
では、ここで足がかりにする「自分の興味」とは何か?
興味の揮発性が高い
正直に言って、何かへの興味が持続する人間ではない。不動のものがある前提で動くわけにはいかない。
それでも「今」の興味は何か?についてであれば言うことができる
①現象学と社会学の系譜、その結合
②エチカなどの論理的展開モデル
③ポストモダンから現在までの発展
これも人文に限ってなので、とにかく気が多い。
その散漫で揮発性の高い興味を、そのままで読書とアウトプットにつなぎとめることを考える。
①現象学と社会学の系譜、その結合を理解する
単に所属している群れの興味に中てられている。そこから個人的な興味へ拡大すること。その余剰部分を群れに還元できたらいいな。
②エチカなどの論理的展開モデルを理解する
夏頃から数学をやる。そのために文系の方角から論理を学ぶ。これは①に比べて演習などが多いアウトプットになるかもしれない。その上で、理解が参考書どまりだったエチカを読み直す。
③ポストモダンから現在までの発展を知る
どうも教科書的な古典から、現代に至るまでに、見えにくい形で大きな飛躍があったことを想定しないと辻褄が合わない部分が社会に(社会に?)ある気がする。これは古典をある程度踏襲することで、自然と興味の食指が動くことになるだろう。脱線として聞きかじるのでもよい。努力目標。
ハンドブックと群れを使う
これも独学の一種である、ということで「独学大全」の技法を参照し、アウトプットを群れに還元し反応を得る。あとは健康を維持するだけだ。興味が移ろえば堂々と読む本を変えれば良い。締め切りは「週1で記事を書く」くらいのものがあれば十分だ。
「痒いから掻く」程度の動機で「気になるから調べる」、せっかくなので「おすそわけ」する。何の意味もなくても続けられる遊びを人生に追加していこう。
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