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でち日報2023/07/23

実家で集まる都合があり、土曜日も予定通り休みとした。デカフェ明けの勢いで開発を今日中に終わらせて、月曜から請求業務に集中したいところ。

本格的にSNSを見ないようになると、でちお君寝かしつけの後の時間で、本が読めるようになってきた。映画もあと1本を残すところとなった。

能力の向上を前提する素質に問題があるとして、それを補うものとしての「権力」に対する執着がある。と解釈すれば、なぜ自分が「おトク」であることにこだわるのかが説明できる。

ルールをハックすることは、ゲームが想定しているものとは別の素質の悪用であり、ゲームそのものの支配に、異なる世界の権力で、孔を穿つ行為に他ならない。

「現代経済学の直観的方法」において、縮退・コラプサー化に抗うためにはいくつもの抜け穴、通気孔を作ることだ。と書いてあって、いまいちピンときていなかったが、

今なら少しわかる。最適解は暗黙の裡に、短期的なルールに全面的に服従している。その支配を無視することができる選択肢は、服従の全「面」に対する「孔」だ。

自らの能力の無さをことさらに嘆いてみせることも、この「ルールへの全面服従」のバリエーションであるとも言える。ある能力を評価するには、その評価軸を、多様な解釈から一つ選ばなければいけないからだ。

当然、向かい合ったゲームとは別のゲームであれば、強い手札というものがあるし、どのゲームをプレイするかを、自ら選ぶことができる(少なくとも、その移行のための手続きが存在する)

そのことを、訝しながら信じてみること。一発逆転に賭けて、飛び乗るのではなく、片足だけ伸ばしておいて、重心を左右させ続ける義務を楽しむこと。

嘆くと同時に、ほくそ笑むこと。仮面の下で笑いを押し殺すこと。その「お利口さん」でない腹芸が、むしろ想定されることに、自虐への一般的な嫌悪が生じている気すらする。




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