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おじさん小学生の読書メモ25回目

年末年始も読んでいます(読んではいます)

1冊に2枚のしおり

を、はさむことにした。読んでいるうちに期間が空いてしまったり、単に内容が難しいという理由で、先に書いてあった内容を忘れてしまう。いったん読んだ部分は記録しつつ、最初から読む必要が生じてしまう。なのでしおりは2枚いる。

そういう方法で、「レヴィナス(佐藤義之)」を、しつこいくらい読み返している。「他」に対する無限責任の根拠となる「顔」の章を何度読んだのか。もはや内容とは関係なく、「炎の中で助けを乞う老婆」と「寒夜に一宿を乞う異邦人」のイメージだけが強く残る。

あとは、今日返却期限の「韓国文学ハンドブック」を途中まで読んだ。読みたいと思える作家をいくつか見つけたが、どうも選者の思想に偏りがあるように思えてならない。それはきっと自分の前時代的な感覚なのだろう。どうぞ置き去りにして、若い人はよりよい未来を作っていってくれと思う。


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