見出し画像

でち日報2023/07/30

昨日は調子が悪かった。原因に心当たりがあるが、悔いはないのでよし。今後は同様の事態が発生したら、向こう2日はロスする計算でいこう。

大量の検品作業をさばいて終わりだったので、今日は残りの投稿企画2種をバシバシやっていくこと。請求書の送付は明日が締め切りだから、今日のうちに上流にリマインドせな。コーヒー炭酸を買いに出るにも暑すぎるので、家で淹れたコーヒーを氷に落とし、炭酸で割って飲んでいる。

調子が悪い時に、いかに周囲に二次災害を発生させないかが大事で、今回それはうまくいったと思う。

自分の場合は主にSNSでの露出をオフにする。というか、そもそもがSNSを使っている時点で、他者の力を借りないと仕事が進まない窮地なのではある。

社会が想定している程度の稼働が難しい人間であるところを、あの手この手でなんとかやっている状況を忘れがちなので、こういう事態は避けたいが、避けられない時はうまくやりたいと思っていたし、ややうまくやれてよかった。

イデオロギー然とした、抽象的な思考に意識がとらわれすぎて、目の前の仕事ができない状態を「不調」と呼ぶ。

作業通話をしてみても、やっぱり要領を得ない内容になってしまう。人が持ち込んでくれる悩みや話題に対しては、通常運転できたので、これは特筆しておくべきかもしれず。

そういった抽象的な思考を、ずっと頭の中に抱えているのもつらいので、ここでできる限り文章にしてみよう。ただし、どうやらいま自分のやりたいことは「誰にでも見えるようには言葉にしたくない」類いらしいのである。

とはいうものの、日報で何度か書き起こしているやつか。



要は、現代日本社会が前提とする雇用・就労形態は十分に破綻しており、そのことを証明する意味でも、局地的で再現性のないハッキングによって、より望ましい雇用・就労体系を形成する…ことをしたいのである。

ここまでは公言しても差し支えない内容なんだけど、では、その「局地」をどのように限定するか?再現性のないハッキングとは何か?という具体的な部分については、いくつかの理由から、明文化することができない(誰にでも見えるところに書き記すことにリスクがある)

いや、法律に抵触するわけでもないし、ハッキングといっても、そういうグレーゾーンをぶっこ抜くみたいなヤンキーなことをするつもりもなくて、端的に「えこひいき」になってしまうから。という言い方が一番穏当だと思う。

多くの人がうっすら気づいていることを、ハッキリと言葉に表してくれた文章を今朝見つけて膝を打っていた。これは逆のパターンを考えると、より分かりやすくて

SNSでは(おそらく)能力も人脈もあるにも関わらず、どうしてこの個人活動がうまくいかないのだろう?絶対に後悔させない自信はあるんだ。だからみんなもっと購入してほしい。という種類の悲痛な叫び声を聞くことがある。

その一方で、同じ人物が、立場を異とする人や、苦言を呈することができる距離感の相手に対して、よかれと思っているにしても、やや心ない発言をしていることがある。

購入してくれない「みんな」が、そうした一面を、どのように思っているか?というメタ認知は、知的能力や業務遂行能力とは別のパラメータなのだろうか。

上の記事に寄せた表現をすれば、関係性が役割に先立つということを理解していないケースではないか。でもその人も、自信を持つ程度には頭がいいはずなので、あるいは関係性が役割に先立つということに、納得がいっていないだけなのかもしれない。

無目的的な関係を構築することと、そのための「場」が、「ケア」に関する働きを持つという話題は、「居るのはつらいよ」を読んでいる自分にとってはホットであるが、同じ話題が「ブルシットジョブ」の方角からエッセンシャルワーク・依存労働についても語られているように感じる。

「大きな黒い犬問題」もずっと頭の中にある。たまたま分不相応に恵まれた自分にとって、ありえた未来であるところの相手に、無理のない範囲で働きかけることは、業務を滞らせるほどの感情的負債の一部を清算するために有意義である。

なにか、こういった社会学的な興味関心が、頭の中で有機的に結びつくことには喜びがある。が…それらにかまけて月末の締め切りに間に合わないのは話にならん。空論に多少の説得力を持たせるためにも、自分のやりたいことのリソースを確保するためにも、いまここで実務をやっていくこと。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?