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でち読書 2023/01/08

ちょっと読んだぞ

カント入門

カントが提示した4つの原則について解説する章。かなり分かりやすかった気がする。あるところでは「カントはみんなのお父さん」と言われたり、「カントは倒し甲斐のあるヴィラン」などと言われていた理由がわかってきた。そこから「自由」についての話になってきたが、これは戸田山和久「哲学入門」で定義された自由の方が明晰な気がする。英知界をもってくるのはちょっとズルくないか?と思うあたり、自分も唯物論寄りなのだろうか

想像の共同体

第1章の「無名兵士の墓」の話だけ読んで膝を打っていた。無名◯◯の墓が成立するのって、たしかにナショナリズムにおいてだけなんだよな。国土と血脈に関わっているから?この辺りの話は追々本編で明らかになっていくのだろう

君主論

君主論読んでると、なんだか軍事力が欲しくなってきてしまっていかん。地名や人名は全然わからないけど、なんか、そういう感じの事態と顛末があったんだね。という気持ちで読めるので苦ではない。今のところ、実力派のリーダーとラッキーで成り上がったリーダーの大きく分けて2種類の話をしている。

シリーズ哲学のエッセンス ヘーゲル 生きてゆく力としての弁証法

べんけーさんと読んだデリダの文章が「ヘーゲルを読むバタイユ」の話だったので、あ〜ヘーゲル全然わかんないんだった。と思って図書館で借りてきた。

このやろ〜と笑いながら読む。なんかウィトゲンシュタインの本なのに延々と仏教の話をしたり、西田幾多郎の本なのに「私の哲学をやります」と著者が言い放ったりする「シリーズ・哲学のエッセンス」、これが帯広市図書館に揃ってるのって、本当にいいことだなと思ってしまう。

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