でち日報2023/02/15
人の家で映画を観て涙するし、その理由を述べることができないし、それでいいと思う。言葉にできないものが表現されていればされているほど良い。
人間の真摯さと対立、ままならない自己と運命、それは生きていく実内容と直接に関わる。作品の内容は実人生に直接に関わる。俺ももう死ぬからさ、という言葉を真剣に受け止めつつ聞き流す。
近くに友達のいない人の友達になってほしいと言われて、二つ返事で引き受ける。思いも寄らない展開があるものだ。
価値がどこに生まれるのかは誰にも予想がつかない。損をして負けたにも関わらず腹を抱えて笑ってしまう。さわやかに負けてみせることができるのは老いの利点だと思う。
難しいことを難しいままで考えて、誰にでもはできないことをして、お互いに尊敬できる相手とだけ関わって生きていける、身震いするようなこの幸運を忘れない
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