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おじさん小論文04−2 「タスクとアウトプットについて」

 前回のブレストを元に、改めて文章を整理しました。

アイデア:自分の中の生態系(セルフ・ビオトープ)

 セルフ・ビオトープとは、自分の生活を継続可能なものにするために、インプットとアウトプット、継続タスクと単発タスクなどを、生態系に見立てて管理することができないか?というアイデアである。

 これを望ましい状態で維持するために、2つの問題に対して考える必要がある。

問題1:継続タスクの肥大化による資源の圧迫

 日々の継続タスクの中に、その所要時間や労力が膨大になってしまう種類のタスクがある。自分の場合は、この小論文を含む小学生活動が該当する。

 これが大きくなってしまうと、他の継続タスクが疎かになる。中には健康・体調維持のためのタスクもあるので、それらが実施されないと、不調が訪れてしまう(セルフ・ビオトープを健全に維持できなくなる)

問題2:単発タスクによる資源の圧迫

 依頼案件や協働作業が、外部から発生する場合、それが一日に使える時間や労力を圧迫する。これによって、問題1と同様に他のタスクが滞り、体調を維持することができなくなってしまう。

対策:肥大化するタスク2種のための「庭」を用意する

 継続タスクも、外部からの単発タスクも、その「肥大化」を防ぐ仕組みがあれば良い。具体的には前もって割くことのできる時間(『庭』)を決めて、そこにタスクを分割するタスクを併設する。こうすることで、他のタスクへの影響を限定的にできるのではないか。

 加えて、その枠を超えるようなタスクの詰め込みもしないようにする。

 継続タスク:一日で完結させずにプロセスごとに分ける(ex:曜日ごとにプロセスを変える)のもいいだろう。

 外からの単発タスク:まず「締め切りのある作業は決して引き受けない」そして「『庭』の時間は必ず外部単発タスクを行う」というルールでやってみようと思う。

終わりに

 このようなアイデアも、本質的には目新しいものではない。しかし、お手製の「見立て」としての「ビオトープ」を元に、いくつかの要素について論じることができたのが嬉しい。

 セルフ・ビオトープの安定化をもって、アウトプットをよりよいものにしていきたい。もちろん最初からうまくはいかないので、新たな問題が起きてもクヨクヨせず、潔く自分の中のイメージを刷新していくつもりでいる。

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