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でち日報 2023/01/15

とにかく読書には筋肉が必要で、それは比喩としてではなくて、具体的に背筋とか、そういうものが足りていないのを感じる。

TLが動かない時間帯を読書にあてれば脱線は少ない。昼寝は多くて2回、あとはカフェイン投与と子守のタイミングを測りつつ、数をこなしていくしかあるめえ。

カントを読んでからヘーゲルの入門書を読むと分かりやすい部分がある。ヘーゲルって止揚だけの人じゃなかったんだな。ロラン・バルトの参考書も読み始めたけど返却日までに読破できそうにない。

宗教生活の基本形態は、前回読書会で飛ばした部分を念の為読んでおいているが、やっぱり再読会でもここはパスしていいな、という判断。本論に対するスタンスをずっと言っているだけだし、しかもそれは後の世において間違ったスタンスを含んでいたということが分かっているので、割と冷める。

贈与と交換の教育学は、贈与論アドバンスコースという感じ、とにかく読者に対する要求が高い!やってやらあという気持ちと、いや他にも読む本があってですね…という気持ちを行き来する。

定本想像の共同体も重いな〜!!!と思いつつ、今日一番読んだのはこの本かもしれない。なんとか来週中に4章まで読み切りたいな。

2月からはゼミでウィトゲンシュタインが始まるので、それまでにウィトゲンシュタインはこう考えたを読み直しておきたいし、次の土曜日にはデリダ限定経済と一般経済(ヘーゲルもこのために読んでるんだった)の読書会があり、あー明日の贈与論再読会の準備が何もされてないが?となる。

何をムキになってこんなに本を読んでいるかというと、当初の目標「読畜になる」もありつつ、新しい仕事が急転直下の展開になっており、俗世に魂をもっていかれないようにすべく、本をもっと読まなくてはという気持ちが強くなっているためである。

かつて深夜のスペースでキルケゴール研究者が奇跡の邂逅を果たした時、彼らが語っていた「天上(理想)と地表(現実)」を、いままさにやっている感じがある。

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