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【詩】新卒の方々辞める季節になりました

さて、ワイドショーでも退職代行を使い颯爽とやめていく新卒の方々が特集されるようになりました。代行を使うのはサービスとして全然ありだと思いますし、なんなら割とビジネスチャンスありそうな気さえしています。

まあまあ割とやばい会社というのは実際ありますので。
こういうやばい会社にいて良くないのは自分自身もやばいやつになっちゃうということですね。

その会社のルールブックで生きていくこと、その上司のルールブックで生きていくことを意味します。大体世の中の王道から逸れていないのであれば、「社会人経験」として評価されるベクトルの能力が獲得できますが、そうでない場合はただ老化しているだけとなります。

大体、こういう話とセットで語られるのは、「ボクらの時代だと3年は居たほうが良いって言われましたけどね」というやつですね。「正社員総合職で今後もやっていきたいです!」という人なら、そこで辞めちゃうと第二新卒枠でしか採用されなくなるので確かに辞めないほうが良いは良いんですよね。1年以内にあと2回も転職しちゃったらブラック企業でしか就職できないルートになっちゃうのかなと。

実際新卒から転職した経験のある人だとわかると思うのですが転職するたびに年間休日と想定年収が減っていくんですよね。最初に入社した会社は年間休日125日で社会人3年目で年収500万円とかいく会社だったのに、転職先は「週休二日制」になって年収も300万円いかない状態がしばらく続く、みたいな。

休日と年収の違いは結構階級社会みたいにお互いがお互いを相容れないみたいな状態になってしまって、お互いになんでそういう状況が生まれるのかわからなくなっちゃうって感じですね。このあたりもはや海外の階級社会的な感じになりつつあると思います。

年収1000万円前後の人たちはそのあたりの年収でつるんだりしますし、年収250万円前後の人たちはそのあたりでつるむと。

まあそんなわかりやすく差別の眼差しというのを婚活ぐらいでしか受けないと思いますが、会話してみると理解していないどころか「理解しようともしていない」感が伝わってくることが多いように感じます。

時間の無駄だと思うなら会社辞めていいと思いますよ。ただ結構収入は下がる可能性が高まります。ちなみに僕は今の年になるまで新卒の会社の年収超えられなかったですからね。20年ぐらい超えられなかった。事実としてそういうのがあります。

ご自身になにか秀でた才能があるならかけたほうがさっさとやめたほうが良いと思いますし、自分にはなにもないと思うなら辞めずに起用にサボりながら生きたほうが賢いんだろうなと思います。

ただそんな会社も解雇とか閉業とか解散とかあったりしますので、どうなるかわからないがきっとうまくいくという感覚を持っていたほうが今後の人生生きやすいのではないかと思います。

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