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仕事環境が「疎」になった、コロナ効果です

今の時期、医療機関や保健所にはコロナ関連の仕事が集中し、それをこなしているみなさんには頭が下がります。現場があり、現物、現実があるから、リスクがあろうとテレワークというわけにはいきません。それをふまえてのことだとあらかじめ申し上げておきます。

市の保健所に行きました。腸内細菌検査キットを購入するためなんですが、初めての訪問でした。フロアの案内板で係をしらべ、まん中に通路をはさんだ両側のカウンターの中を眺めておどろきました。けっこうな密なんですね。

執務机がずらっと並び、みなさん仕事をされてます。「島」があって係が分かれているようですが、間隔が狭く、間仕切りもありません。ワンフロアが人、人、人。

前はこうだっのか?

ウチの会社は、今テレワーク度が約50%、日によって濃淡はありますが、見渡すと机に人が歯抜け状態です。こんな時ですから営業でも外出は少ない。出勤すれば会議室以外は席にいるはず。それでも、スカスカ状態です。

ここ1年、これを見慣れたのですね。だから、テレワークが難しい出勤フロアをみると、えっ?と感じるのでしょう。ウチも全員がそろって出社、着席するとほぼ同じ状況かもしれません。それが遠い昔のことのように思えるのです。

コロナ禍でやむなく始めた在宅、テレワーク。きちんと会って、目の前で相手の顔をみて話をしなければならない時は当然あります。ときには雑談も必要です。でも、出社しなくても家でできる仕事、これも当然ありましたし、それを拡げてきました。

ワクチンがいきわたり感染が終息しても、仕事環境は「疎」に限ります。元に戻したくありません。仕事のやり方も少しは断捨離できました。

先の保健所のみなさんの例を出して申し訳ありません。おかれた環境と仕事内容が違うので比較するつもりもありませんし、できませんが、今回、「疎」の良さをあらためて見直しました。

これも、コロナ効果です。