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やれやれこれで終わりだ、と思うとまた話がつながる

社内の期首会議。昨年の振り返りとこれからの1年、および中期計画へのとりくみについて発表。いつもながらポイントを簡単明瞭に話してほしいものです。聞いている方の身になって。

海外ふくめて各支店や事業部門、管理部門の発表は5分、リモートなので時間短縮をしようということだったが、質疑もあり昨年とあまり違わない。朝からはじめても20人以上の発表は午前中にはとても終わらない。

トシヨリのメンバーにあらかじめお願いしておきました。
「あなたの出番はトリにちかい。だから短く、いいですね」
「わかってる。自分が思うほど誰も聞いてくれてないと言いたいんだろう?」
「そのとおり」

資料枚数を減らし、アドリブをやめてメモ書きを見ながら発表。出だしはよかったのです。結論じみた資料がでてきて安心したのでしょうか、普段に戻ってしまったようです。

「あ、これで終わりだ。ヤレヤレだ。と思うと、またふっと話がつながってしゃべり続ける」(池内紀「すごいトシヨリBOOK」)

まったくその通りでした。トシヨリのクセ、終わらないのです。
ボクシングだったらセコンドがタオルを投げ込むところでしょう。

早く終わってほしいと思っているだけで、内容は聞いてませんから。
気をつけましょう。
自分も含めて。