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土曜日の午後、食事当番は至福のとき①小アジの南蛮漬け

休日は食事当番です。お酒の「あて」がメインで、時には失敗もありますがまあなんとかこなしてます。今日は小アジの南蛮漬け、できたてのまだほんのりと温かさの残る酢漬けを味見がてらにお酒を一杯、至福の時ですね。

お気に入りのお店が卸市場にあるのですが、今日はほかの買い物もあるので、ショッピングセンターにあるその系列店にしました。京都産の小アジがならんでいたので3パック、900円ほど。その横に北海道産のキンキ、小ぶりなので2尾、あとは芝エビを2パックをカゴに入れ、ここは終わり。
小アジの南蛮漬け。いろんなレシピがあるようですが、見たことはありません。居酒屋で食べたのを、こんな味だったかなと思い出しながら試行錯誤してきました。大別して3種類、唐揚げしたものを甘めの酢醤油につけ、スライスしたタマネギと鷹の爪を添える、これが一般的ですね。次は素焼きにしたものを酢醤油につけるというのがあります。揚げてないからあっさりして美味しい。しばらくこのやり方をしてましたが、焼くのに時間がかかるのが難点でした。今は、素揚げしたものを甘未のない酢醤油につけ、鷹の爪を添えるというのに落ち着いてます。

まずは下ごしらえ。小アジはもちろんアタマまで食べれるのですが、ウチの家人は苦手のようで食べずに残す。それがこちらに回ってきて処理係になるので、もったいないけど最初から取ってしまいます。贅沢ですよね。ゼイゴとワタを取って水洗いしたあとキッチンペーパーでふきとり、ほんの少し振り塩をして冷蔵庫で寝かせます。今日は3パック、43尾ありました。バットにきれいに並べると板前さん気分です。

サラダオイルの温度は180℃、最近のレンジは温度管理までしてくれるので便利ですが、手加減火加減をしたいときには多少不満が残ります。もう一度キッチンペーパーで軽く水気をとったあと、6-7尾を放り込みます。尻尾が隣とくっつかないように箸で引き離し、ひっくり返して色がついたらペーパータオルで油切りして酢醤油につけます。ホーロー製のタッパーウエアにたっぷりの酢、醤油は色付け程度です。お酒も砂糖のいれません。油切りした小アジを両面浸し、腹を上にして順に並べていきます。畑で採れた昨年の鷹の爪をそのまま3つほど間に沈めておきます。

揚り具合と酢加減をみなければいけません。そうそう「立山」があったはず。常温がいいですね、九谷焼の7酌湯飲みに注いで、くいっと一口。やや甘口が南蛮漬けの酢によく合います。

出来?
3尾ほどつづけて試してみてもなんら問題ありません。
土曜の午後の至福の時です。