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雨乞い、日乞いは祈るだけに

人間が天気をコントロールする、太古よりの願望です。雨乞いや日乞いから、今は氷や化学物質を飛行機からまいて人工的に雨を降らせようと各国が競っている。地球は閉じられた系、一部に偏りが出れば他に必ず影響が出る。ほどほどにしてほしいものです。

思い出すのは2008年の北京オリンピック開会式、中国当局は雨予報を見事に覆した。北京に近づく雨雲に1000発以上のロケットを打ち込みヨウ化銀をばらまいて、北京周辺で雨を降らせ、結果的に市内のオリンピック会場は晴れた。

なんでもあり、ですね。

お隣の国は実績?があり、2025年には国土の6割で人工的に雨や雪を降らすことが出来るシステムを構築するという計画があるそうだ。これにはインドが懸念をいだき、国際問題に発展する可能性もある。

日本でも台風のツボに氷を大量に投入して勢力を弱め、被害を最小にするやり方が検討されている。

人が自然を制御する、こんな大それたことは完璧にできるはずがないと思いませんか。どこかでアンコントロールが発生する。危険です。

雨乞い、日乞いは祈る程度にしておきましょう。

それよりも、地球温暖化の原因物質の排出量取引じゃない「真水」の削減をするべきだと思います。